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ブックマーク / www.junglecity.com (3)

  • 第6回 DV の加害者とは

    DV の被害者にならないために、どうやって加害者を見分けたらいいかという質問をよく受けます。これはとても難しいことです。行動を見れば加害者になる人をすぐに見分けられるわけではありません。もちろん、DV は加害者の職業・学歴・地位等に関係なく、どこにでも起こる可能性があります。 アンガー(怒り)・マネジメントといって、怒りをどのように認知し、表現するかを学ぶ必要があるとよく言われますが、普通、加害者は誰に対しても怒りっぽい人というわけではありません。むしろ外ではおとなしくまじめな人や、優しくて他人の世話をよくする人だったりします。このため、被害者が家で暴力を振るわれていると言っても誰にも信じてもらえないという話をよく聞きます。また、怒りのために我を忘れて暴力を振るっているかというとそうではなく、冷静に計算して人に見えないところを殴ったりしていますから、怒りのコントロールの仕方を知らないとは言

    第6回 DV の加害者とは
  • 第1回 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは

    はじめまして。ドメスティック・バイオレンスのアドボケイト(※この意味は後のコラムでご説明します)をしている、ひろこと申します。これから毎月ドメスティック・バイオレンスに関する情報を提供させていただきますので、よろしくお願いします。 ドメスティック・バイオレンス(以下、DV)という言葉は、日でも新聞やテレビでかなり使われるようになりました。ワシントン州でも昨年、タコマ警察署長が職務用拳銃で別居中のを殺害し自殺するという事件があり、その離婚申し立ての理由が DV だったということで、シアトルでもかなり話題になったことから、ご存知の方も多いと思います。しかし、初回となるこのコラムでは、あえてこの言葉の定義からご説明したいと思います。 ドメスティック・バイオレンスとは "ドメスティック・バイオレンス" という言葉は英語の "Domestic Violence" のカタカナ書きで、日語に訳すと

    第1回 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは
  • 最終回 DV 被害者のために、家族・友人としてできること

    DV の被害者の話を信じる もし、友達や家族が DV の被害にあっていると言ったら、まず信じることです。 なぜなら、DV の被害者は通常、「これは家の中の問題だから」と思って他人に話さないからです。被害者であっても、自分に責任がある、恥ずかしい、言っても信じてもらえない、まともに取り合ってもらえないなどと思ってなかなか言いません。ですから、被害者が話し出したら、よく聞いてあげることが必要です。 あなたが加害者を知っている場合、加害者は暴力を振るう人とはとても思えないかもしれません。 でも、加害者は外ではとても優しくておとなしいにも関わらず、家ではや子供に乱暴する、脅かす、怒鳴り散らす、まさに二重人格、というのはとてもよくあることなのです。 外ではその場に応じた役割をきちんとこなす、仕事もできる、周りからも信頼されるということは大切なことであると加害者はちゃんと知っています。ですから、家の

    最終回 DV 被害者のために、家族・友人としてできること
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