2002年8月、住民基本台帳ネットワークが稼働した。この住民基本台帳ネットワークにおいて、文字情報をやりとりするために用いられているのが、住民基本台帳ネットワーク統一文字(以下、住基文字)であり、現在は2万1170字を収録している。 各市区町村の住民票システム(あるいは住民基本台帳システム)は、内部コードとしてはそれぞれ独自の文字コードを使用する一方、住民基本台帳ネットワークとのやりとりにおいては必ず住基文字を使用する。住基文字には、それぞれ4桁の16進数が割り当てられており、本稿では「J+xxxx」の形で示すことにする。 2万1170字の内訳は、以下のとおり。
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