セキュリティ保護に関する情報共有の手順を正式に定め、業界標準を作成することを目指したアライアンス、Industry Connections Security Group(ICSG)が新設された。 ICSGはIEEE Standards Association内に設置され、主にセキュリティ業界の大手企業とウイルス対策企業で構成されている。創設メンバーとしては、AVG Technologies、McAfee、Microsoft、Sophos、Symantec、Trend Microの6社が名を連ねている。 SophosLabsのバイスプレジデントを務めるMark Harris氏は、ICSGの設立を明かした8月17日付のブログで、セキュリティ研究者の間にはウイルスのサンプルを共有する伝統があるが、こうした共有の取り決めは「いまだに正式な協定というよりは個人間の関係に基づいている」と語っている。