サンフランシスコ発--Googleは、今後数週間のうちに登場するAndroidの次期バージョンで近距離無線通信規格Near Field Communication(NFC)チップのサポートを計画している。同社最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏が米国時間11月15日に述べた。 Schmidt氏は、サンフランシスコのダウンタウンにあるパレスホテルで開催されているWeb 2.0 Summitのオープニングに登場し、「Nexus S」と思しき「未発表の製品」を見せた。Nexus Sは、Best Buyのウェブサイトに先週誤って掲載された端末だ。問題の電話機はブランドラベルは隠されていたが、Android 2.3(開発コード名「Gingerbread」)を稼働し、NFCチップを搭載していた。Schmidt氏は、NFCチップについて、クレジットカードを置き換えるものになると考えていると
NXP Semiconductorsと仏Trusted Logicは、オープンソースの「NFC Android API」をリリースしたことを発表した。同APIによって、携帯電話ユーザーはコンタクトレス(非接触)アプリケーションであるモバイルペイメント、交通運賃、イベントチケットなどを利用できるだけでなく、Android搭載携帯電話から直接データを共有することが可能となるという。 すでに両社は2009年にAndroid環境上でのNFC(近距離無線通信)技術に関する最初のバージョンを実装、公開していた。現在、両社はオープンソースコミュニティに対しAndroidへのNFCテクノロジの統合に対する標準化を進めており、同APIをコミュニティへオープンにすることで、アプリケーションプロバイダ、またサービスプロバイダがJSR 257仕様と同じように、標準のフレームワークを基盤に自社のNFCアプリケーショ
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