PasTmonはパッシブ型のトラフィック・モニタだ。ネットワークを監視して、どのクライアントがどのサービスと通信したかや、通信の開始時刻と継続時間を記録する。ユーザは、PHPによるWebインタフェースを利用して結果を参照し、不適切なWebサービスと接続しているホストの有無、サービスへのアクセス回数が異常に多いホストの有無、応答時間の大幅な遅延の有無などを確認できる。 Ubuntu、openSUSE、FedoraのリポジトリにはPasTmonのパッケージはない。PasTmonは、バージョン番号はまだ小さいが、3年前からリリースを重ねてきたソフトウェアだ。今回はバージョン0.12を試用してみた。64ビットのFedora 9マシンで、通常の「./configure; make; sudo make install」コマンドでソースからビルドした。PasTmonをビルドするには、libpcap、p
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