Googleは脆弱性を修正したGoogle Chrome 0.2.149.29をリリースしたが、詳しい情報は公表していない。 米Googleの新ブラウザGoogle Chromeに新たな脆弱性が報告された。Googleは、アップデート版のバージョン0.2.149.29を公開して問題に対処したもようだが、脆弱性の詳細は公表していない。 ベトナム・ハノイ工科大学のセキュリティ研究者が運営するBkisセキュリティブログは、Chromeの「名前を付けてページを保存」機能にバッファオーバーフローの脆弱性を見つけたと報告した。悪用されるとリモートからコードを実行され、システムを完全に制御される恐れがあるという。 Chromeには、これまでに幾つかの脆弱性が報告されているが、攻撃コードの実行を許す深刻な脆弱性が見つかったのは、「これが初めてだ」とBkisブログは伝え、コンセプト実証コードも公開した。 B