シマンテックは2013年7月8日、政府機関を対象としたサイバー攻撃において、Windows、Mac OS、Linux、Solarisなどの複数のOSで動作するマルウエアが使われているとブログで報告した。マルウエアは拡張子が「.jar」のファイルで、Javaアプレットとして動作する。バックドア型のトロイの木馬(外部から遠隔操作できるマルウエア)である。侵入されるとコンピュータの制御権を攻撃者によって完全に奪われる。 確認されている攻撃は、米政府の情報収集プログラム「PRISM」(関連記事:米政府の個人情報収集が突きつけた課題 )に関するフィッシングメールだ(写真)。北米を中心とした政府関係者に送られたと見られる。メールには細工のされていないPDFファイルが2つと、文書ファイルのような名称の付けられたjarファイルが1つ添付されていた。jarファイルをクリックすると、ユーザー環境によってはJa
