Googleは財務面を厳しく見直す時代に入っているが、今回新たに再編の対象とされたのはラジオ広告事業だった。同社が米国時間2月12日に述べたところでは、これにより最大で40人の従業員が職を失うという。ただし、この市場から完全に撤退するわけではなく、代わりに音声ストリーミング放送の広告について調査を始めた、と同社は述べている。 Googleの製品管理担当バイスプレジデントであるSusan Wojcicki氏は12日付のブログで、「かなりのリソースを投じて製品を開発し、その過程で多くのことを学んだが、希望していたような影響力を手にするには至っていない。そこで、ラジオ放送の事業からは撤退し、オンラインの音声ストリーミング放送に力を注ぐことにした」と述べている。「『Google Audio Ads』『AdSense for Audio』といった現行の製品は段階的に廃止し、『Google Radio