SCO Groupは、同社のUNIX著作権をLinuxが侵害していると主張して6年間法廷闘争を繰り広げても、破産法適用を免れることはできなかった。しかし、SCO Groupは米国時間8月24日、この案件で重要な勝利を手にした。 これまで米連邦裁判所は、Novellが同社UNIX事業をSanta Cruz Operationに売却したあとも、UNIXの著作権はNovellが保持するとの裁定を下していた(Santa Cruz OperationのUNIX資産は、後にSCO Groupが買収)。しかし、控訴裁判所は、そのときのUNIX資産購入契約書の精査などを行った結果、この裁定を覆し、同案件の再審を可能にした。ただし、55ページの裁判所書類によると、控訴裁判所は、SCOがNovellに対し著作権料支払い義務を負っているとの裁定は支持したという。 SCO Group最高経営者(CEO)のDarl