千葉県流山市で小学校と進学先の中学校でいじめを受けた子どもの悲痛な訴えが教育委員会に無視されていたことが分かりました。 いじめ防止対策推進法には、子どもがいじめでけがをしたり30日程度、欠席した場合は「重大事態」として調査会を設置することが決められています。 しかし、男子児童は小学生の時に同級生から暴行されて鼻から出血するなどのいじめを受け、さらに30日以上、欠席していましたが、重大事態として認定されていませんでした。男子児童は中学校でも30日以上、欠席していましたが、電話で在宅確認をするだけで「出席」としてカウントされていました。 学校が意図的に欠席日数を減らしていたことを教育委員会も知っていましたが、卒業間近だったこともあってスムーズな進学を優先させることを第一に考え、重大事態として認定しなかったとしています。 中間報告書によりますと、男子児童は中学生になってから遺書めいた文書を3回書
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