2021年12月26日のブックマーク (2件)

  • 穴が空いた肺 生死を分けた治療の記録 コロナ感染 40代男性 | NHKニュース

    あるはずの場所に、肺がない。 新型コロナウイルスに感染した40代の男性の肺は、来の3分の1ほどの大きさに潰れ、CTの画像には、健康な人であれば白くうつるはずの胸の部分に黒い空洞が広がっていました。 重度の呼吸不全に陥った男性。 2か月間にわたってICU=集中治療室で治療を受け、奇跡的に回復しました。 男性の生死を分けたものは一体、何だったのでしょうか。 (大阪拠点放送局 記者 稲垣雄也 清水大夢) 破れた肺 息ができない 壮絶な闘病の体験を語ってくれたのは、大阪府内に住む久保田朝義さんです。感染がわかったのは5月の大型連休の直後。45歳の時でした。 第4波のさなか、大阪の医療体制が最もひっ迫していたときです。 喫煙歴はあるものの、特に基礎疾患はないという久保田さん。 39度の発熱に加え、味覚や嗅覚の異常を感じ、検査を受けました。 一人暮らしだった久保田さんは自宅で療養を続けましたが、熱は

    穴が空いた肺 生死を分けた治療の記録 コロナ感染 40代男性 | NHKニュース
  • 正社員のはずが… 不安定化する“中流”の働き方 | NHK | WEB特集

    「このままだと、正社員として残ることはできません」 50代の男性は、突然会社からこの言葉を告げられました。安定した正社員から、会社に雇われず仕事を請け負う「業務委託契約」への切り替えを迫られたのです。基給が手に入らなくなり、収入は大きく落ち込むといいます。 「当に生活していけないレベルですね」 これまで社会の“中流”を支えてきた正社員。 安泰だと思われていたその地位が、いま揺らいでいます。 (社会部記者 宮崎良太 吉田敬市/おはよう日ディレクター 中村幸代) 品販売会社の正社員として、訪問営業を行っている50代男性です。 もともと20年以上、広告代理店の営業マンとして正社員で働いてきましたが、6年前に会社の業務縮小でリストラ。当時、既に50歳を過ぎていて、正社員への転職は厳しく、受かってもいわゆる「ブラック企業」ばかりでした。 10社ほどを転々とし、去年ようやく今の会社に就職が決ま

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