「成果主義」という言葉がある。「成果を中心にして考えますよ」ということだ。 そして、当たり前だが会社は成果主義である。 ・会社は成果をあげなければ倒産する。 ・会社は成果をあげなければ、社員を雇うことはできない ・会社は成果をあげなければ、存在する意味はない。 これらは全て、言うまでもないことだ。 だがその「成果主義」。今ひとつ評判がよろしくない。どうやら「成果主義」には課題があり、会社に導入するのは嫌だと言う人が多いとのこと。 具体的には、 ・成果主義は「成果の定義」が難しい ・成果主義は「短期志向」になる ・成果主義は「社内の雰囲気」を悪くする とのこと。 なるほど、と思う。 しかし、よく聴くと彼らが嫌がっているのは、実はすべて「成果主義」ではない。彼らが忌避しているのは、実は「成果主義人事制度」だ。 そうだ、彼らは会社が成果主義であることが嫌なのではなく、成果主義人事制度がイヤだ、と
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