60歳までに一人当たり3,000万円貯めておく必要があると、よく耳にします。 この金額は何を根拠に打ち出されたものでしょうか? 子どものころ親にものをねだると、「よそはよそ、うちはうち」といわれたものです。 老後資金の蓄えもその人によって目標額や必要額は違って当然で、「うちはうちなり」の貯蓄計画を立てればよいわけです。 3,000万円神話はウソでも本当でもありません。 本当に60歳までに3,000万円必要なのか 60歳で一人当たり3,000万円が必要という説は、その3,000万円のうち、60歳から65歳までの年金が支給されるまで、年間100万円ずつ5年間で500万円を補てんし、生活費の不足分は、65歳までアルバイトをしながら補います。 残りの2,500万円を、65歳から90歳まで年間100万円ずつ年金に加えて生活費にあてます。 以上のことから「60歳までに3,000万貯めておくとひとまず安