横須賀線と総武線の快速電車が東京をスルーする相互直通運転を1980(S55)年に開始して、今年で37年になります。「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」や、西武・東武~メトロ~東急など、首都圏の鉄道網で昨今範囲を拡大する長距離相互直通運転の先駆けとなりました。 横須賀線は、東京~大船間で東海道本線から線路を分離、新たに品川~錦糸町間に建設された地下線を経由して総武快速線に直通、神奈川県から千葉県に直通で電車が走ります。千葉・津田沼の折返しの他、さらに総武本線や成田線、内房線、そして外房線まで長距離の直通が走るようになりました。 今回はこのルートの直通運転の千葉県側の終点の一つ、外房線の上総一ノ宮について書きたいと思います。 外房線の快速は、直通運転開始の時点では大原まで入っていたが、現在は上総一ノ宮まで。 日中は京葉線直通に振り返られて基本的に朝夕の運行になり、上総一ノ宮発着の総武線快速は、