#出版物の総額表示義務化反対 というタグがツイッターで流行ってる。 一体何のことかと言うと下の記事を参照してほしい。 手元にある本を手にとって見てもらうとわかるように、本には定価が記されている。 【〜〜円+税】だとか【本体〜〜円(※税が別に加算されています)】だとかのメッセージが、30年以上前の古本でもなければほぼ確実に記されているはずだ。 しかし此度の出版物の総額表示義務化は、特例的な免除を廃して表示義務を課してしまうというものだ。 私はこれに反対だ。 百害あって一利なしどころか、千害あっても利の一つも挙げられないような、典型的に無駄な仕事の体現そのものだ。 今回はそれを説明していこう。 そも「なぜ本には定価が記されているの?」って話も補足しておこう。 書籍などの著作物には再販売価格維持制度が適用される。 これはメーカーが小売店に対して商品の販売価格を指示して遵守させるもので、つまり「ど
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