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ブックマーク / note.com/sendayuki (3)

  • 今後は、何らかの判断を求めるかもしれない宣言。|千田有紀

    ご無沙汰しています。実は、アメリカに来ています。非常に尾籠な話で恐縮なのですが、アメリカに来て驚いたことは、ここ数年、ずっと悩まされていた下痢と腹痛がぴたりと止まったことです。 ご飯をべてしばらくすると、ときには水のように(ごめんなさい)流れていく下痢のせいで、外が難しく、また持病の薬を飲むタイミングを考えたりして、社会生活もままなりませんでした。それによってまた慢性的な疲労感も甚大で、メールの返事を書くのもままならず、また腎臓にも大きな負担がかかっていたようでした。 こういう状態が、日から離れることでぴたりとやんだのです。歩いても寝込まない。大学に行っても大丈夫。ウォシュレットのないアメリカで生きていけないと思い詰めていたけれども(ポータブルウォシュレットまで、日から持参しました)、それも必要ない。何よりも日と、学問をめぐる現状について話したら、いきなり下痢が復活し、いまの現状

    今後は、何らかの判断を求めるかもしれない宣言。|千田有紀
  • 小宮友根さんの『社会学評論』掲載論文の「批判」にこたえて。|千田有紀

    先の投稿を書き上げてから、小宮さんによる批判(批判1、批判2)を読んだ。学問の徒として、非常に悲しい気持ちでいっぱいである。小宮さんがされていることは、すでに私への批判を超えて、どう表現していいのか悩むが、いわば学問への信頼そのものを揺るがす行為ではないか。すでに私個人の問題だけではなくなっているように思うので、簡単にここに記す。 1.特集公募の査読が甘いと言い続ける理由は何ですか?まず驚いたことは、小宮さんが私の論文が掲載されていることをもって、下記のように評論の公募特集の査読は甘いのだ、ということを繰り返して述べられていることです。私はこれまでの自分の投稿経験や、ほかの学会の編集委員や査読委員として活動した経験、そして『社会学評論』そのもので査読を行った経験から言って、そのようなことはとうてい感じませんでした。SNS上でも、小宮さんのこうした発言に、異議を唱えられる声も出ていました。当

    小宮友根さんの『社会学評論』掲載論文の「批判」にこたえて。|千田有紀
  • 『社会学評論』の「ジェンダー研究の挑戦」に掲載されました。|千田有紀

    掲載に至る経緯『社会学評論』288号(72‐4)の公募特集「ジェンダー研究の挑戦」において千田有紀「フェミニズム、ジェンダー論における差異の政治-平等から多様性へ」が掲載されました。ホッとしています。 この論文はジェンダー特集論文であり、2020年に7月末の締め切りの応募のなかから選抜され、その後さらなる査読を経て、2022年4月に刊行された論文です。インターネットのなかった時代から執筆をはじめ、多くの言論雑誌があった時代を経験した私は、広く読んでいただけることを目的に商業誌、またできるだけ運動にも貢献したいという気持ちから機関紙などに執筆させていただいてきました。そういう意味では、博士論文を執筆するまでに何もの査読論文を要求されている、若い研究者の方々の苦労もしのばれました。日常の大学業務に追われているなかで、突然「1か月後に査読者の指摘にこたえて返信してください」という通知がくるとい

    『社会学評論』の「ジェンダー研究の挑戦」に掲載されました。|千田有紀
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