豊洲市場の予定地では、かつてガスの製造工場で都市ガスの製造・供給が行われていました。現在、工場は撤去され広大な更地が広がっていますが、ガスの製造工程で生成された、操業に由来する7つの物質(ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロム、カドミウム)による土壌および地下水の汚染が確認されています。 東京都では、生鮮食料品を取り扱う市場として、食の安全・安心をしっかり確保するため、専門家会議(※1)や技術会議(※2)を設置し、専門家会議による提言に基づき、技術会議で具体的な技術・工法の評価・検討を行い、汚染土壌や汚染地下水の対策をはじめ、液状化対策や地下水管理システムの整備など、総合的な土壌汚染対策をとりまとめていただきました。 また、東京都では、平成22年1月から7月にかけて、豊洲市場予定地で、技術会議が提言した処理技術や工法について、現地の汚染土壌や汚染地下水を用いて、汚染を確実に無害
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