マレーシアで最先端の現代演劇が見たいとガイドブックをめくっても、残念なことに適切な情報に巡り会えるチャンスは少ない。今でもこの国を訪れる観光客の多くはマ・ヨンやガムランといった宮廷舞踊、あるいは各地域に根ざす民族舞踊を鑑賞することを好むからだ。もちろん、異種混合なマレーシアの歴史文化を反映するこれら舞踊を鑑賞することは素晴らしい。ただそうした博物館的な過去の文化ではなく、現在進行形の生きた舞台にこそ興味がある、そして実地に見てみたい、という若者たちもいるだろう。そこで、ここではあまり情報のないマレーシアのコンテンポラリー・シアターを紹介したい。 » 今年のTheatertreffen演劇祭、最大の話題作であるノルウェーの演出家+美術作家コンビ、Vegard VingeとIda Müllerによる日替わり即興演出の「ヨーン・ガブリエル・ボルクマン」12時間上演を観劇してきた。美術のみならず、
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