経済産業省資源エネルギー庁が原発に関するメディア情報を監視してきたことが、本紙の調べで分かった。本年度発注分を含めると、外部委託費の総額は四年間に約一億三千万円に上る。昨年度までは、いずれも電力会社役員らが理事を務める財団法人が受注していた。 同庁の資料などによると、昨年度までの三年間は「電源立地推進調整等事業(即応型情報提供事業)」として、新聞や雑誌の記事を監視する事業を年約一千万~約二千四百万円で外部委託していた。 委託先は、東京電力の勝俣恒久会長が非常勤の理事を務める「日本科学技術振興財団」や、経産省原子力安全・保安院のOBや元原子力安全委員会委員長らが役員になっている「エネルギー総合工学研究所」といった財団法人ばかりだった。 事業は、一部に同庁ホームページ(HP)にあるQ&Aコーナーの更新が含まれているが、主には「不正確または不適切な報道を行ったメディアに訂正情報を送る」こと。ただ
東京・渋谷駅構内に展示されている岡本太郎の壁画「明日の神話」に原発事故を思わせる落書きが付け加えられた騒動で、アート集団「Chim←Pom」(チンポム)のメンバーが18日夜、東京都内のギャラリーで、岡本太郎のタッチで描いた福島第1原発の絵を壁画に付け足すシーンを映した動画と、同じ絵画を公開した。 「明日の神話」は縦5・5メートル、横30メートルの巨大壁画。渋谷駅の連絡通路でパブリックアートとして公開されていたが、今月1日、壁画の右下のパネルが空いている部分に、壊れた福島第1原発を描いたベニヤ板がはめ込まれて騒ぎになった。 「Chim←Pom」は6人組のアート集団。平成20年に広島の上空に飛行機で「ピカッ」という文字を描いて騒動になったことがある。今回は都内のギャラリーで20日から原発問題をテーマに「REAL TIMES」展を企画。「LEVEL7feat.『明日の神話』」というタイトルを付け
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