Googleが掲げる目標は世界中の情報を整理しどこからでもアクセス可能にすることだが、何もかも直接手がけるというわけでは必ずしもない。そこでWikipediaが格好の提携相手になる。 したがって、GoogleがWikipediaのプロジェクトに協力するというのはそう意外な話ではない。 具体的にいえば、Googleは翻訳の面でWikipediaに協力し、ある言語で既に記述された項目なら、別の言語での項目を何もない状態から書き起こさなくても済むようにする。ポーランドで現地時間7月9日から11日に開催された「Wikimania」カンファレンスで、Googleはプレゼンテーションを行い、翻訳に関する取り組みの一端を明らかにした。 「過去16カ月にわたってGoogleは、Wikimedia Foundation、学生、大学教授、Googleのボランティア、プロの翻訳者、Wikipediaコミュニティ