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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (4)

  • "Memento mori." - H-Yamaguchi.net

    伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」に、「夏の盛りには、時間はほとんど停止してしまう」というくだりがある。たぶん今ぐらいの時期のことを指しているんだろうが、なんともいえない実感がある。時間が「停止」すると、なんだかいろんなところに考えがとっちらかってしまうせいか、柄にもなく思索的になったりする。 だからというわけでもないんだろうが、8月は、いろんな意味で「死」を意識する時期であるような気がする。 一般に私たちは、身近な者の死に接すると、心が痛む。これ自体は自然な心の動きで別に何の不思議もないんだが、興味深いのは、この「身近」の判断基準が、どうも相対的なもののように思われることだ。 近親者や親しい友人などは身近に感じることが多いだろうから、そうした人の死に接すれば痛みを感じるのがむしろ普通だろう。それ以外でも、たとえば友人の近親者などであれば、当人を知らなくても、友人の痛みを感じ取って自分の心も

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    ttake
    ttake 2008/08/16
  • 「高橋メソッド」を上回る、かもしれない(ある意味)「画期的」なプレゼンを見た話 - H-Yamaguchi.net

    DiGRA2007が終わった。DiGRAの体はヨーロッパが拠なので、海外から来ていた人の多くはヨーロッパの人だったわけだが、アプローチがずいぶんちがうのだな、というのが第一印象。あっち方向ではLudologyとかが盛んだからなのかもしれないが、literature theoryで企業経営やらビジネスモデルやらを分析すべきであると主張する論文を見たのには正直びっくりした。 いやしかし、ここだけの話それよりもっとびっくりしたことが。 タイトルにある「高橋メソッド」というのは、知ってる人も多いと思うが、プレゼンの一手法だ。リンク先(公式サイト?)の説明はシンプルに「むやみに大きな字が特徴的なプレゼン手法」とある。事例も出ているから、知らない方は、まあ百聞は一見に如かずということで。私はこの手法によるプレゼンを一度見たことがあるが、確かにけっこうわかりやすかった。 この手法の大きなメリットの1

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  • 被害者実名報道の条件 - H-Yamaguchi.net

    2006年7月2日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、実名報道に関する特集をやっていた。被害者の実名を公表すべきかどうかを警察が決めることについて「それは危険だ」と訴える内容のもの。要するに、警察は信用できないから、という理由のようだ。 悩み深いね。どちらもどちらだし。と思う向きもあるかもしれないが、被害者に関していうなら、ことはそんな複雑ではないと思う。 とりあえず、件のおおもととなった内閣府の犯罪被害者等基計画案(骨子)について。この中に、「警察による被害者の実名発表、匿名発表について、『個別具体的な案件ごとに適切な発表内容となるよう配慮していく』」というくだりがある。これに対して、日新聞協会が2005年10月21日付で意見書を出している。新聞に限らず、メディア各社共通の見解と考えて差し支えないだろう。 …日新聞協会は反対し、削除を求める。被害者は実名で発表されなければなら

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  • 「ごんぎつね」を読んで - H-Yamaguchi.net

    「ごんぎつね」をよんで 3年1組 山口 浩 ぼくは、「ごんぎつね」をよんで、兵十はなんてひどいことをしたんだろうというきもちでいっぱいになりました。兵十は、ごんがいいことをしているのに、それを見ないで、むかしごんがやったわるいことばかりをみて、ごんをころしてしまったからです。 たしかにごんは、兵十がおっかあのためにとったうなぎをとってしまいました。それはわるいことです。兵十は、びょう気のおっかあが元気になるように、うなぎをべさせようとしたのです。でも、ごんがうなぎをとってしまったので、うなぎをべられなかったおっかあは、しんでしまいました。兵十がごんをおこりたくなるのは、ぼくにもわかります。 でも、ごんも、わるいことをしたことをあとから知りました。だからこそ、まい日、兵十の家へ、くりやまつたけをもっていったのです。それなのに、兵十は、そのことを知らないで、家にやってきたごんを、いたずらし

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