伝説的なハッカー、フリーソフトウェア活動「GNUプロジェクト」の中心人物、そして少々変わり者(?)とのうわさも高いリチャード・ストールマン(RMS)氏。講演で来日した彼がTech総研の取材を受けてくれました。ひと言で言うと、すごくピュアなエンジニアだった。
今や世界に知られるオープンソースのプログラミング言語「Ruby」を開発した、まつもとゆきひろ氏。シンプルで利便性に優れたオブジェクト指向のスクリプト言語は、世界各国のプログラマたちに愛用されている。カリスマプログラマを生んだ背景とは? オープンソースソフトウェア技術者として最も成功した日本人は誰か?という質問をプログラマにしたとするならば、多くの人が、この人物の名前を口にするであろう、まつもとゆきひろ氏。オブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」の開発者である。自ら作ったソフトウェアが、国内はもちろんのこと、今や海外でも広く使われている。こんなエンジニアは、おそらく日本では彼くらいではないだろうか。実際、海外では、Matzのニックネームで通っているのが、まつもと氏なのだ。「Ruby」の特色は、シンプルで利便性に富んでいること。世界中のプログラマの心をつかんだソフトを生んだことはもちろん驚き
「君は楽観的だね」と言われると、「先のことをまったく考えていないアホ」と 見なされたようで、いい気持ちはしない。 しかし、先のことを考えるからこそ、技術者は楽観的なのだ。 世のエンジニアの多くは、あれが難しい、ここがたいへんだ、と理屈をさんざんいうもの。しかし最終的に「それは結局、できるのか? できないのか?」と聞けば、「もちろんできます」と答えるもの。そして、その顔には「できるぞ」という自信が見えてきます。私はこの「できる自信」こそ、技術者のもつ本能=楽観ではないかと思っています。 「できる自信=楽観」は、エンジニアが「技術はおもしろいぞ」と感じることとつながっていると思います。逆にいうと、「こんなものは絶対にできないぞ」という「できない自信=悲観」は、“エンジニアらしくない”感覚ともいえるでしょう。 エンジニアの仕事は、新しい「もの」を作り出していくことです。文字どおりの「もの」もあれ
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