先月の終わりに発表されその後ベータ版の提供も始まったマイクロソフトのポータル製品であるSharePointServer2007についてだがその後、各方面から続報が報じられその概要が明らかになってきた。 まずマイクロソフトが製品名をSharePointPortalServerからSharePointServer(略称はMOSSになるそうだ)へ変更してきたように、製品のポジションというか狙いがこのバージョンで再度修正された模様である。SharePointPortalServerは一番初期の2001では、グループコラボレーションの促進と効率化を狙いとした製品であったが前バージョンのSharePointPortalServer2003の際にターゲットを企業内情報の総合的な入り口としての全社ポータルまで広げたのである。言葉を変えると中心的機能が文書管理やコラボレーションからコンテンツ統合やアプリケー