2014年10月4日のブックマーク (3件)

  • 国立大学がいま大変なことになっている(承前) - 短信

    黙っているからと言って何も考えていなかったわけではない。 5月15日付けのエントリー「国立大学がいま大変なことになっている」を書いてから、いろいろな人に引用されたり、言及されたりしてきた。 国立大学関係者なら誰でも知っていることだが、一般の人たちにとっては驚くべきことだったようである。 その後、国立大学法人評価委員会が各大学に通知した「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)の発表を受けて、東京新聞が9月2日付けの記事「国立大学から文系消える?」を掲載したり、またぼくの記事を引用した村田哲志氏による10月1日付けLivedoorNewsの記事「国立大学から文系学部が消える!安倍首相と文科省の文化破壊的『大学改革』」が出たことによって、またまたぼくの周辺が騒然としてきた。かと思えば今月号の『現代思想』の特集は「大学崩壊」というショッキングなものだった。だが、ざっと目

    国立大学がいま大変なことになっている(承前) - 短信
    ttrr
    ttrr 2014/10/04
    最近「知の逆転」を読んだときも思ったけど、本当にリベラルな思想というのはプライベートな大学でしか育たないのではないだろうか。体制に甘んじない知的姿勢が大学の基盤であってほしい。
  • 「MBAでは、八ッ橋は売れません」320年つづく老舗和菓子店が教えてくれた"京都の商い"

    創業元禄2年(1689年)、京都で320年以上続く老舗・聖護院八ッ橋総店の鈴鹿可奈子(すずかかなこ)さんは現在、専務取締役として、伝統の味や職人を大切にしながら、新商品nikinikiをヒットに導くなど老舗に新風を吹き込んでいる。 中学生のときに家業を継ぐと決めた鈴鹿さん。京都大学では経済学を専攻、在学中には留学したアメリカでMBA(経営学修士)の基礎を学んだが、入社直後は、大学やアメリカで学んだ合理的な経営が京都の文化に合わず、戸惑ったという。

    「MBAでは、八ッ橋は売れません」320年つづく老舗和菓子店が教えてくれた"京都の商い"
    ttrr
    ttrr 2014/10/04
    価値基準を重みづけの問題と捉えれば、これはこれで合理的な経営なのかもなと、素人目には映るのだけど。締めくくりの文を読むといかにも予定調和的で、初めからこういうのを書きたかったんだろうなと思う。
  • 脱専門性について - Joi Ito's Web - 日本語

    メディアラボに着任して最初に学んだ言葉のひとつに「antidisciplinary」(脱専門的)というものがある。新設の教員職の求人情報に、必要条件として記載されていたのだ。異なる専門の人々同士が連携することを「interdisciplinary」(学際的)と言うけれど、脱専門的なプロジェクトというのは、いくつかの専門分野の総和ではなく、真新しい何かを意味している。「脱専門性」という言葉自体、定義が難しい。僕自身は、従来の学界的な意味での専門分野の区分けに適合しない何か、もしくは誰か、すなわち独自の語句、フレームワークや手法をもつ研究分野、の意味に解釈している。研究者の多くは、論文審査(ピアレビュー)のある著名な専門誌への掲載回数でその実績をはかられる。論文審査は通常、ある人が属する専門分野の実力者たちが、その人の仕事をレビューして、重要かつ独創的であるかどうかを判断するというものだ。この

    脱専門性について - Joi Ito's Web - 日本語
    ttrr
    ttrr 2014/10/04
    既存の専門分野の価値観では判断されない、真に重要な問題を評価するメンバーを増やすことが、脱専門的カルチャーの魅力向上には大事と思う。リベラルな雰囲気を感じる。