初心者のためのデザイン雑学 以前、デザインスクールで教えていた時の内容の中から、デザイン初心者の方に特に伝えたい基本中の基本情報を再編集しています。 文字は専門のフォントデザイナーが作ります。フォントは可読性が高く、一つ一つの文字の大きさ、次の文字との流れを考えながら作られています。そのままテキストを流し込むだけできれいな文字組みができあがる様に設計されてつくられています。 ところが、実際の組版作業では、テキストを流し込むだけでなく、文字の間隔を詰める文字詰めという作業が行われます。 本文は自動の詰め機能を使っても良いのですが、キャッチコピーなどは、1文字ずつ手詰めをすることでデザインレイアウトが締まります。 一般的に文字サイズが大きいほど字間は狭くて構いません。 雑誌の表紙や雑誌の広告などには、非常にキレイな文字詰めが良く見られます。 どのフォントも仮想ボディの枠と文字の間にわずかなスキ