テレビやオーディオ機器を買おうとしたとき、レビュー記事を参考にする人は多いだろう。しかし、レビュー記事は、機材の借用期間や取材時間の観点から、比較的短時間触ってまとめるケースが少なくない。製品のよさや特徴を伝えるならそれでも十分だが、消費者のひとりとしては「もし買ったらこんな使い方したいけど、どうなんだろう?」と、自分の生活に組み込んだ場合の使い勝手を知りたいし、伝えられればと思っていた。 そこで、1か月のロングテストを企画し、編集部やメーカー、代理店に無理を言って実施させていただけることとなった。筆者の生活に組み込んだ状態をご覧いただき、自分の生活に置き換えて参考にできる部分があれば幸いだ。 選んだ製品は、デノンのCEOL(キオール)シリーズ最新モデルとなるCDレシーバー「RCD-N12」だ。なぜ今回この製品に注目したのかというと、筆者がとても似た仕様の製品であるマランツ「M-CR611
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