大手通信会社のソフトバンクグループの孫正義社長は、世界的な半導体開発会社「ARM ホールディングス」を買収することについて、「今後の成長の中核事業になる」と述べ、あらゆるものをインターネットで結ぶIoTの分野を将来の事業の中核にする考えを示しました。 これについて、孫社長は28日、決算発表の会見で、「ARMは独立した会社でビジネスモデルを変えるつもりはないが、中長期的な戦略については関わりを持っていきたい。今後のソフトバンクグループの成長の最も中核事業になる」と述べ、あらゆるものをインターネットで結ぶIoTの分野を将来の事業の中核にする考えを強調しました。 また、有力な後継者候補として迎え入れたニケシュ・アローラ副社長が先月、突如退任したことについては、「ARMの買収が社長を続けたいと思ったきっかけだった」と述べて、経営を続けることに改めて意欲を示しました。 ソフトバンクグループの事業の柱