学生の一番の苦行(苦行でないことが理想なのだが)なのが看護実習である。 試験でも、演習でも、国家試験でもない。 僕が看護学校に通って何が一番辛かったかというと看護実習を置いて他ならない。 いわば看護実習さえ乗り切ればあとはさして大変なことはない。 問題はいかに実習を乗り切るかにかかっている。 メンタルを削られる実習。 看護実習に置いて僕が大切だと思うのは体力よりもメンタル力であるのは明白。 もちろん、日々の記録や看護プランを立てることに死力を尽くす部分もあるのだが、それよりも何よりもメンタルをいかに保てるかが重要だ。 メンタルを保つ技術の中で大事なのが「気にしない」という技。 実習に限らずだが、メンタルをやられる人の中で上手くこの「気にしない」ということができない人が多い。 人は人を気にせずには生きていけないからだ。 病院にいる看護師の恐怖。 実習で携わる看護師の質が低いと、実習は本当に苦