日本発・超A級ハイテクベンチャーの登場 日本のフィンテック産業の中から、マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブックに続く、“超A級ハイテクベンチャー”が登場してきた。 生体認証・空間認識等の画像解析を手掛けるLiquid(東京都千代田区、代表取締役:久田康弘氏)だ。 AI(人工知能)を使い、銀行のATMで使われている従来の静脈認証と比較し、圧倒的に正確で高速な「Liquidエンジン」がコア技術。これによって、日本国内、アジア地域を中心とした世界で「様々なカードを駆逐することができる」(保科秀之・Liquid Japan 代表取締役)という。 8月25日、NHKの番組「おはよう関東甲信越」で経済産業省が進める指紋認証の実験「おもてなしプラットフォーム」の紹介があった。東京オリンピックに向け、外国人観光客を呼び込もうと始めた事業だ。 <シーン1> 箱根。海水浴場の海の家。「海水浴、手ぶ