タグ

2010年6月8日のブックマーク (2件)

  • 麻枝准 インタビュー

    visual style 2008 1 vol.01 巻頭インタビュー 麻枝准 多くのユーザーから愛され、感動を呼ぶゲームを作り続けている、人気ブランド・Key。 そのKeyのシナリオや音楽を手がけ、ゲームクリエーターの筆頭のひとり、麻枝准。 今回の「Special Talk Session」では、そんな麻枝順の創作人生に迫ってみた。 「繊細なクリエイター」や「芸術家肌の寡黙な人」として麻枝准は思われていることがある。 しかし、実際に接してみると、その認識は間違っていたと気づくであろう。 彼は、クリエイターではあるが、芸術家肌というのではなく、エンターテイナーなのだ。 (写真/藤井知貴 構成/豊泉香城) ■それはじめて反響というか心地よいものをはじめて経験した 一番初めに作った創作物って、なんです? 麻枝 中学校の時にゲームブックという「なになにをするなら何ページへ」と

  • Passepied: 祝!『リトルバスターズ!』発売

    諸君。喜んで欲しい。 今日はKeyの新作『リトルバスターズ!』の発売日である。 Keyは、私にとって最も特権的なナラティヴの送り手である。 私は彼らにギャルゲーの可能性を見続ける者である。 『ONE』から一貫して、彼らの作品の前半はスラップスティックの日常で占められている。ギャルゲー的日常である。それは終焉を約束された日常だ。日常は破壊されうる。家庭の事情、天災(地震雷火事親父)、人災(強盗強姦殺人戦争)、その他諸々の外圧、そして時の流れ。日常は所与のものではない。日常とは来、そういった脆さを備えている。 その脆さをあざ笑うかのように/祝福するように、Keyの作品は必ず日常を破壊する。超越的な、不可視の力によって破壊する。だからこそ日常に意義を与えうる。 私はギャルゲーを好むが、ある時期からお気楽で愉快な日常パートを読むのが耐え難くなった。何一つ愉快でなくなった。それらの幸せ