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2011年5月9日のブックマーク (3件)

  • 質的研究と量的研究について - 社会学者の研究メモ

    とある出版企画でそういうお話を書かなければいけないので、社会学におけるいわゆる「質的研究」と「量的研究」の区別についてメモを書いておく。 結論から言うと、次のように考えるとミスリーディングである。つまり、「まずある<理論>があって、それを<実証>する手段として質的な研究と量的な研究がある」という考えである。こういう考え方は、混乱のもとであるから、避けたほうがよい。多くの社会調査論のテキストでは調査手段の選択として「質的調査」と「量的調査」を選択することがあるかのように書かれているが、少々説明不足である。そうではなく、さしあたり量的研究とその他のタイプの研究が、量的研究とどのような関係にあるのか、と考えたほうがスッキリする。 分野外の研究者からすれば見えにくいが、実際には量的研究と言っても様々である。が、現状からして、「複数のパラメータを含むモデルを構築し、それをデータに当てはめて統計学的推

    質的研究と量的研究について - 社会学者の研究メモ
  • Amazon.co.jp: 観念の歴史: A・O・ラヴジョイ (著), 鈴木信雄 (翻訳), 内田成子 (翻訳), 佐々木光俊 (翻訳), 秋吉輝雄 (翻訳), Lovejoy,Arthur O. (原名): 本

    Amazon.co.jp: 観念の歴史: A・O・ラヴジョイ (著), 鈴木信雄 (翻訳), 内田成子 (翻訳), 佐々木光俊 (翻訳), 秋吉輝雄 (翻訳), Lovejoy,Arthur O. (原名): 本
  • 明六雑誌の政治思想 - 東京大学出版会

    長く「明治啓蒙」の中心に位置付けられてきた『明六雑誌』.書は,福澤諭吉や西周,津田真道といった洋学者ではなく,阪谷素という儒者に焦点を合わせることで,従来の『明六雑誌』像に再考を促す.政治をめぐる熟議の場として『明六雑誌』を捉え,明治政治思想史を書き換える試み. 序 章 阪谷素という視点から 第一節 対象の限定――『明六雑誌』と明六社 第二節 先行研究の検討――啓蒙・国民国家 第三節 二つの焦点――福澤諭吉と阪谷素 第一章 公論――阪谷素の政治思想 第一節 『明六雑誌』体験 第二節 「探奇」の時代 第三節 「天」の再生 第四節 「探索」と「政教分離の世」 第五節 「政教一致」と「合議」 第六節 『明六雑誌』へ 第二章 政体――『明六雑誌』の議会構想 第一節 『明六雑誌』の「国体」論 第二節 思想問題としての「封建」「郡県」論 第三節 「郡県」の政治思想 第四節 「封建」の逆襲 第五節 『