河南省信陽市商城県では今夏に入り、ダニにかまれた後発病、死亡する例が多発している。8日、河南省衛生庁は昨年5月に初の症例が確認されており、同日までに557人が発病、うち18人が死亡したと発表した。資料写真。 河南省信陽市商城県では今夏に入り、ダニにかまれた後発病、死亡する例が多発している。2010年9月8日、河南省衛生庁は昨年5月に初の症例が確認されており、同日までに557人が発病、うち18人が死亡したと発表した。大河網が伝えた。 【その他の写真】 問題の病気は、ダニにかまれた1〜2週間後に40度以上もの高熱となり、血小板と白血球が急激に減少するという症状を示す。発症は5〜8月に集中。40〜70歳の患者が多いという。今年5月、中国疾病予防対策センターは、この病気を「血小板減少を伴う発熱総合症」と命名している。 病気自体は昨年から確認されていたにもかかわらず、当局はこれまで情報を公開し