2023年12月1日のブックマーク (4件)

  • この本がスゴい!2023

    「あとで読む」と思ったが、後で読まれた試しがない。 今度の週末・連休にと、積まれたは崩されない。次の盆休み・年末年始に繰り越され、山脈を成し床が消える。 読書事になぞらえて、「血肉化」と表現するならば、私がやっていることは、メニューを眺めて片っ端から注文しているくせに、いんすた映えを気にしながら撮るくせに、まともに咀嚼して嚥下して消化してない状態だ。 そのくせ、「積読も読書のうち」と開き直ったり、溜まったこそ私の証などと屁理屈こね回す。読まないに「負債」のような後ろめたさを感じつつ、新刊を探しだす。新しいはそれだけで価値があると盲信し、かくして積読リストは延びてゆく。 もう一つ、恐ろしい予感がある。感受性の劣化だ。 あれほど楽しみに「取っておいた」が、まるで面白くなくなっている。いや、そのの「面白さ」が何であるかは理解できる。だが、それを面白いと感じなくなっているのだ。

    この本がスゴい!2023
  • 喪服のサイズが変わる前に - 竹内佐千子 / 【モーニング・ツー読み切り】喪服のサイズが変わる前に | モーニング・ツー

    喪服のサイズが変わる前に 竹内佐千子 【モーニング・ツー読み切り】私はどこにでもいる中年女性。結婚し、子供に恵まれ、幸せな日々を送っている。ある夏の日、かつての友人訃報が届く。

    喪服のサイズが変わる前に - 竹内佐千子 / 【モーニング・ツー読み切り】喪服のサイズが変わる前に | モーニング・ツー
  • インターネット創作をするとなぜか就活の自己PRみたいなことをやってる現象|自由さ

    退屈な人生だらんとTwitterをやっていると、キテレツの再放送を見ている心持ちになる。 マスメディアが誰それが不倫しただとか自殺しただののニュースを流し込んで、その文脈に指定された“悪いもの”に向かって石を投げる。そうしたら倍々ゲームで別の“悪いもの”が吹き出てていくもんで、それにまた石を投げる。新しいニュースが来る。繰り返し。 も杓子も静岡のキテレツ地獄はごめん被りたいだろう。あいわかった。頑張って意識を磨いて、モテ側の人生に回ろう。であれば質的に素晴らしくて刺激的な人生が手に入る。 「先生、ようこそ日にお越しくださいました。わたくしあなたのスピーチを伺うのを非常に楽しみにしておりまして。あなたの著書は全て揃えました。不躾な願いですがね、どうかわたくしめと一枚セルフィーのほうを…あ、そちらのお嬢さん、もうお出になられるのでして?でしたらこれからぼくとお茶でもどうです?」 ‥‥こう

    インターネット創作をするとなぜか就活の自己PRみたいなことをやってる現象|自由さ
  • ウケ狙いができる絵描きと、そうじゃない人の平行線の美学 - CLOCKGRID’s diary

    note.com ハッキリ言うと、こういったアマチュア創作と商業シーンにあるグラデーションをよじ登っていくこと自体、社会生活における金銭とセックスを巡る闘争——社会への売春——と何ら変わらなくなっている。 p-shirokuma.hatenadiary.com 現在の私には、こまごまとした実践の出来不出来より、この自己像を巡る捉え方の違い、真贋や善悪を巡る線引きの違いのほうが個人の社会適応にとって核心的問題ではないかと思える。外観を整えたり就活をしたりすることが即座に自己否定や嘘になってしまう人は、そうでない人より不器用にしか生きられないし、自分自身のことも、他人のことも、簡単に許せなくなってしまうのではないか。あるいは社会というものを私が見ているよりもずっと悪く、ずっと恐ろしく、ずっと不信にみちたものと見ざるを得なくなってしまうのではないか。 最終的には、そのような人にとって人間社会に生

    ウケ狙いができる絵描きと、そうじゃない人の平行線の美学 - CLOCKGRID’s diary