ブックマーク / lambamirstan.hatenablog.com (325)

  • 神頼みと奇跡 - 和尚さんの水飴

    神頼み の父親は二十年ほど前に胃癌で亡くなったのですが、高齢のためか進行が遅く、お医者さんの見立てよりも長く生きることが出来ました。 病院は終末医療を受けるに相応しいホスピスを紹介し、の兄姉は父親を転院させることを相談したそうですが、義父は住み慣れた家で最後の時間を過ごしたいと願い、その願いどおりに亡くなるまでの十カ月余り、家族水入らずの穏やかな日々を送ることができました。 田舎の付き合いでは、近所の家の事情は筒抜けで、義父の病気もあっという間に周囲の知るところとなりました。その中には、民間療法や祈祷師(!)による厄払いを勧める世話好きな人もいたようです。家族は、義父が治療による改善の見込みの無いことをお医者さんから言い渡されていたので、隣人からの“親切な勧め”は丁重に断るように義母に言い含めていました。 ところが、ある時、義母がどこからか高額のお札を買ったことが分かり、実家を離れてい

    神頼みと奇跡 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/09/15
    信仰とお金儲け、悪意があるかないかで紙一重なのかもしれませんね。どこまで行っても自己責任ですが、騙す側に悪意がなければ、詐欺とも言い難い。哲学が深いか否か。そこが分かれ目でしょうか。
  • 終活の手伝い(1) - 和尚さんの水飴

    三年ぶりの母との再会 先週後半から少し遅めの夏休みを取って母親の様子を見に行きました。月に数回の電話でのやり取りはしていたものの、コロナ禍で顔を合わせるのを控えていたため、母と直接会うのは三年ぶりということになります。 齢八十に差しかかった母は、リウマチのため両肘と両膝は人工関節になっており、あまり無理が出来ません。人はまだまだ自活出来る自信があるようですが、持病が無かったとしても独り暮らしをさせておくには不安を覚える年齢にです。 久しぶりに見た母の姿は、歳相応と言えばそれまでですが、一段と老け込んで見えました。もちろん、母に対してそんなことは口に出しませんが、動きの緩慢さは隠しようも無く、体もさらにひと回り小さくなっていました。 主人公になりたい母 数年前、母を認知症の検査に連れ出したことがありました。伯母が認知症になったと言う知らせを受けた時に、私が“念のため”にと、母に検査を受けさ

    終活の手伝い(1) - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/08/31
    歳を取ると自分の生き方を疑うことができなくなってしまいます。常に自分を客観視することが大事だと感じました。
  • 自分に与えられた時間(2) - 和尚さんの水飴

    父親としての役割 私たちの娘二人は、海外駐在中に誕生しました。当時、男性社員は、子の出産に際して三日間の“特別休暇”が付与されましたが、実家からのサポートの無い中での三日間の休暇はほとんど役に立つものではありません。 駐在先での出産は、私たちが初めてのケースではありませんでしたが、これまでの前例では、親が日から駆けつけて産後の手助けをしたと聞いていました。 私たちの場合は、双方の親を当てにするつもりは無く、自分たちだけで何とかしようと考えていたのですが、その陰で、当時の直属の上司や同僚、そして現地のスタッフのバックアップがありました。その結果、育児休業ではありませんでしたが、1か月間の在宅勤務が認められ、と私は寝不足になりながらも育児を楽しむことが出来ました。 しかし、帰国すると私の生活は仕事を中心に回るようになり、家族と共に過ごす時間は限られました。平日は帰宅しても幼い娘たちの寝顔し

    自分に与えられた時間(2) - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/08/27
    今しかできないことの多さに辟易していますが、それを喜びに変えていくことも大事だと感じました。
  • 仕事と健康 - 和尚さんの水飴

    自分の体は自分で守る 私は学生時代にいくつかアルバイトを掛け持ちしていましたが、かなり忙しい毎日を送っていながら体調不良でダウンすることはありませんでした。若くて体力が有り余っていたこともあったのでしょうが、仕事で思い悩むことが無かったからなのだと思います。 家庭教師、塾講師、ガソリンスタンド、飲店 – それぞれの職場で嫌な思いをしたことも少なくありませんでした。それでも、生活費や学費を稼ぐためと言うはっきりした目的があったことと、就職するまでの期間限定の苦痛だと割り切ることが出来たからこそ、悩むことも無かったのでしょう。あるいは、悩むまで物事を深く考えるほど成長していなかったのかもしれません。 塾講師のアルバイトをしていた頃に知り合ったS先生は、三十代半ばのパートタイムの講師でした。ちなみに、塾講師は正社員であれパートタイムであれ、お互いのことを○○先生と呼び合います。S先生とは歳は離

    仕事と健康 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/08/19
    結局、全ては自己責任なのだということは、私もメンタルをやってしまって痛感しました。誰かが代わりに責任を取ってくれることはないのですよね。
  • 妻の不機嫌 - 和尚さんの水飴

    火傷 先週、が左手を火傷したので、近所の総合病院に連れて行きました。私の仕事の打合せが延びて夕飯の支度の時間を過ぎていたため、が気を利かせて準備を始めてくれたのですが、鍋に沸かしていた熱湯を誤って手の甲にこぼしてしまったのです。患部をすぐに氷水で冷やしたため、見た目はうっすらと赤く腫れているくらいでしたが、念のため病院で診てもらうことにしました。 は昨年春の手術で左乳房とリンパ節を切除したため、主治医の先生からは左側の腕は虫刺されや軽い怪我でも治りにくくなると注意されていました。また、手術の後遺症で左腕にはわずかに痺れが残っています。人は普通に掴んだつもりの物がするりと手からこぼれ落ちてしまいます。そのため、これまでに何度か器をダメにしていました。 私はに治療に専念するように言っていたのですが、彼女としては抗がん剤の副作用の抜けた時期には、つい体を動かしたくなってしまうようです

    妻の不機嫌 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/08/12
    未来に待ち受ける希望をお伝えするのはいかがでしょうか。今の休養は希望の未来につながるものだと意識なされば焦りも和らぐのではないかと思いました。
  • 人材争奪戦 - 和尚さんの水飴

    会社に求めるもの 私の勤め先の若手社員と話をしていると、長く勤められる会社よりも、自分を成長させてくれる会社を、また、勤続年数に応じて昇給する年功制よりも自身の経験や能力を正当に評価してくれる会社を志向していることが分かります。 会社側は、若手・中堅社員の離職率を下げたいようですが、とりわけ今の若手社員は見切るのが早いため、なかなか会社の思惑どおりには事は進んでいません。 “丁稚制度”とまではいかなくても、安い給料で下働き的な仕事をさせられる一方で、育成プログラムが充実していなければ、働いている側は自分が組織の中で成長していける自信を得ることが難しいのかもしれません。かつて私が先輩社員から繰り返し言われた、「会社はそういうもの」と言う呪文は今の若手社員には通用しません。彼ら・彼女らの目の前にはいくらでも選択肢があるのですから、現状に満足できなければ、次を探すことになるのは当然です。 “安い

    人材争奪戦 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/08/08
    成長や正当な評価云々はもちろんですが、今の若者は意外と、社会貢献性や職場の雰囲気を重視するように感じます。野心よりも調和を大事にするのでしょうね。
  • 普通の生活 - 和尚さんの水飴

    低空飛行 私は入社直後に地方の事業所の労務課に配属になりました。給与関係の仕事をしていると、年代毎にもらえる給料が見えてきます。自分もこの会社で働いていれば、五年後、十年後にはこのくらいの給料がもらえるのか、などと勝手に期待していました。 過去に何度が触れましたが、結婚直後に家族のキャッシュフロー表を作りました。何年後に子どもを儲けて、何歳で家を建てて – と勝手に想定したライフプランを立てました。収入は会社の給与規程を参考に定年までのおおよその額を見込みました。とは言え、時代はバブル崩壊直後でしたので、その見込みは、自分としてはかなり控え目なものだったのです。その控え目な収入を基に、どのくらいの生活が出来るのかを考えましたが、もちろん、実際に予定どおりに事が運ぶはずはありません。 一番“当て”が外れたのは収入でした。毎年受け取る給料は、控え目に見積もったはずの収入をも下回り続けました。給

    普通の生活 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/08/06
    今回の転職は、固定給は下がるものの賞与大幅増による年収増となるものでした。前の会社とは違い基盤は確かなので、今のところ向こう10年は大丈夫かと思いますが、いつどうなるかわかりませんね。
  • 趣味の世界 - 和尚さんの水飴

    暇つぶし 趣味と言うのは、それに興味の無い他人から見ればお金と時間の無駄使いにしか見えないものなのかもしれません。 読書は若い時からの趣味だったのですが、ここ数年、読書量は激減していました。書店に立ち寄る頻度は以前から変わりませんでしたが、買い込んできたはそのまま“未読スペース”に積読状態で放置され、気がつくと結構な嵩になっていました。読書時間が全く無かったわけではありません。これまで通勤時間も読書に充てていたのですが、仕事で気がかりなことが続いていたために精神的なゆとりがありませんでした。 それが、この2年ほどは在宅勤務となり職責も軽くなったことから、頭の中の趣味の領域を確保出来る状態になりました。 漸く落ち着いて読書に没頭できる状態になりましたが、私は依然と違い、多読派から熟読派に変わりました。今までは少ない時間の隙間を縫うようにしてを読んでいましたが、今はページを捲るスピードはか

    趣味の世界 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/07/31
    とても素敵な時間を過ごされていますね。私も少し執筆にあてる時間が増えました。
  • 思い続ける気持ち - 和尚さんの水飴

    お互いの気持ちは二の次 結婚して三十年近くも経つと、も私も日々お互いの気持ちを確かめ合うことなどしなくなりました。海外駐在中は、周りを見渡すと、私たちよりも上の年齢の夫婦でも、人目を憚らずにキスしたりハグしたりするのは当たり前で、そのようにして気持ちの確認しているのだろうと理解はするものの、私もそれを真似てみようと言う気にはなりませんでした。 娘たちが生まれてからというもの、私たちは親としての役割を考えて生きてきました。その中でお互いの気持ちを確かめ合うことは二の次だったのかもしれません。二の次にしてきたのは、相手の気持ちはいちいち確認せずとも分かっていると考えていたからなのだと思います。 もし、私たちが子どものいない夫婦だったとしたら、結婚後も変わらず恋愛感情を持ち続けていられたのか。子育てが終わって親としての役割から解放された今、夫婦だけの時間が増えることに伴って、お互いの気持ちは変

    思い続ける気持ち - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/07/25
    結婚を目前に控えた私の思いも近いところがあります。もう引き返せる時期は過ぎたので、一緒になることはほぼ決まりましたが、私は彼女の心を愛することができているのか不安です。
  • 働き方の選択肢(1) - 和尚さんの水飴

    一括転換 私の勤め先では数年前の一時期、働き方の多様化を図ろうとして、“ダイバーシティ推進グループ”を立ち上げました。キャリア採用で獲得した女性幹部社員をリーダーに「ワークライフバランス」、「シルバー人材の活用」、そして「女性社員の活躍支援」を推し進めようとしましたが、旧態然とした会社の様々な抵抗に遭い、当のリーダーが失意のまま退社したのと当時にグループも消滅してしまいました。 lambamirstan.hatenablog.com lambamirstan.hatenablog.com 三柱のうち、曲がりなりにも実施できたのは一般職の総合職への一括転換でした。これは「女性社員の活躍支援」の端緒を開く施策のはずでしたが、中途半端に終わったため、かえって女性社員の多くから反感を買う結果となりました。 当時の会社では一般職は女性しかいませんでした。一般職は総合職のサポート要員として、定型的な

    働き方の選択肢(1) - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/07/16
    女性の管理職登用って、フラットじゃないですよね。政府が登用を求めて、管理職率を上げると採用にも有利だからと、望まないor能力の伴わない人を無理やり上げている気がします。おかしな世の中ですね。
  • 空回りする人材育成 - 和尚さんの水飴

    時間管理のマトリックス 私が若手社員だった頃に上司や先輩から読むように進められたの中に、スティーブン・コヴィーの書いた「七つの習慣」があります。同著はその後超ロングセラーとなっているので、手にした方も多いのではないかと思います。 このは自分磨きのための秘訣やそのための時間の使い方を扱ったものなのですが、の中に登場する時間管理のマトリックスは、私の勤め先でも若手社員向けの社内研修用に講師が定番で使用する題材になっています。 時間管理のマトリックスは、個人の行動を重要性と緊急性のふたつの軸で仕切られた象限(四つの領域)に分類して、自分の価値を高めるために行なうべき行動の優先順位やそれぞれに費やす時間配分を考えるものでした。そして、重要性は高いものの緊急性の低い領域こそ自分の価値を高め維持するために必要不可欠で、それをどのように日々の活動に落とし込んでいくかが焦点となっています。 重要性は

    空回りする人材育成 - 和尚さんの水飴
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    tureture30 2022/07/11
    私の習慣化は、目的重視ではなく精神作用に重きを置いている気がします。チューニングに近いのかもしれません。スキルは身につきませんが、器は大きくなっている気がします。
  • 睡眠と体調 - 和尚さんの水飴

    心の平穏 私は加齢による気力や体力の衰えは、多少抗うことは出来ても認めて付き合っていく他無いと諦めていましたが、若い時の筋力や瞬発力を取り戻すのは無理だとしても、持続力・スタミナに関しては、ある程度の年齢を越えても改善の余地があるのではないかと思うようになりました。 これまで平日は会社の往復だけの生活だったので、一日の歩く距離はたかが知れていましたが、在宅勤務のお陰で、早朝あるいは夕方のウォーキングが習慣になったことから、心身ともにリフレッシュ出来ている実感が得られるようになりました。 特に、昨年の今頃からの一年間を振り返ってみると、ここ数年、もしかしたら十数年感じたことの無いほどにベストな状態にあると言えます。 気がつけば、慢性的な倦怠感や原因不明の焦燥感と言った、負の感情を掻き立てるようなものは無くなり、心が平穏な状態にあることが自分でも分かります。もちろん、生きている以上、他者との関

    睡眠と体調 - 和尚さんの水飴
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    tureture30 2022/07/07
    睡眠時間は確保するように努めていますが、物理的に無理な時期はきついです。睡眠中心の生活をしたいですが、今はなかなか難しく、
  • 休みたい時に休むこと - 和尚さんの水飴

    目標は有休未消化ゼロ 間もなく夏休みシーズンとなりますが、私の勤め先は全社的な夏季休暇が無いので、各自が有給休暇を消化して夏休みを取ることになります。 今の部署では、私が部長職の時から部員には予め年間の休暇スケジュールを立ててもらって有休未消化とならないように努めてきました。 当初、部内では私の提案に難色を示す部員の方が多く、その理由としては、忙しくて休暇の予定が立てられないこと、有休は万が一のために取っておきたいことが多く聞かれました。 急病になった時のために有休を温存しておきたいと言うのは分からないでもありません。他方、社員が有休を消化すると仕事が回らないのだとしたら、それは社員の責任では無く適切な人員配置をしていない会社の責任です。当に“休みたくても休めない”状況なら、私に申し出るように各部員に伝えました。 突発的な仕事が降って来る可能性は否定出来ませんでしたが、それでも、月次や四

    休みたい時に休むこと - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/07/04
    転職してからは有給を取りにくくなってしまいました。やはり立場が変わると難しいものです。実績を積んだら気持ちは変わるのかもしれませんね。
  • 内緒の話(3) - 和尚さんの水飴

    余計なお世話 入社3年目のことでした。当時、私は結婚と同時に社に転勤となり、同じビルの関連会社に出向していました。その会社は同業他社や商社との合弁会社で金融機関からの借り入れもあったので、それぞれの会社からの出向者の寄せ集め社員で構成されていました。 私の先輩は商社出身で、出向期間は三年を超えていたので、そろそろ出身母体に復帰する時期に来ていました。ありきたりな表現ですが、頭脳明晰、交渉事にも長けた人物で、私はその先輩から手取り足取りで仕事を教えてもらいました。 その先輩が、私の勤め先の女性を見初めて結婚することとなりました。社内恋愛はゴールインまで隠し通すのは至難の業で、大抵の場合、どこからか噂が漏れるのですが、先輩とお相手の女性は慎重なお付き合いを続けていたのでしょう、結婚が決まるまで社内で噂に上ることはありませんでした。 さて、その慶事を聞きつけたベテランの女性社員がいました。終業

    内緒の話(3) - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/06/30
    もし嘘がきっかけで破談になったのだとしたらやるせないですね。婚約中はナーバスになりがちなので、些細なことでもダメージが大きいと実感します。
  • 内緒の話(1) - 和尚さんの水飴

    言わない約束 今でも家族の間で笑い話のネタになるのエピソードがあります。 下の娘がまだ幼稚園に上がる前、がとある資格試験にめでたく合格しました。私はが以前から欲しがっていた財布をお祝いに買うことを思い立ちましたが、平日は時間が無かったため、週末にこっそりと買い出しに出かけることにしました。 当時、上の娘がピアノを習っていたので、が娘の付き添いで出ている間に、私は下の娘とショッピングへと繰り出しました。目当ての品物はすぐに手に入り、よりも先に帰宅した私はサプライズのプレゼントを押し入れの隅の方に隠しておきました。下の娘には、プレゼントのことは内緒だと言い含めました。 しかし、と上の娘が帰って来るや否や、下の娘はそわそわし出して何かあることは誰が見ても分かってしまう様子でした。それでも娘は何とか内緒の約束を守ってくれました – と私が思っていただけなのですが。 夕を終えて、頃合いを

    内緒の話(1) - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/06/25
    サプライズをすることで思い出になりやすく、二人の絆が深まるのですかね。私と彼女の場合は、全てスケジュール通りにことが運んでおり、サプライズの登場する余地がなさそうです。
  • 梅酒作り - 和尚さんの水飴

    一周回って 新型コロナ対策の一環と言うとやや大袈裟ですが、極力外出を控えるようにしていた時期から大手スーパーの宅配サービスを週に2回ほど利用するようになりました。予め購入する品物を決めておくので無駄な買い物が減り費が抑えられるようになったのですが、ここ半年ばかりの間に利用回数が週1回程度に減りました。 宅配サービスそのものに不満があるわけではありません。いつも時間どおりに商品を届けてくれる配達員の方々には頭の下がる思いですが、ここ数か月、野菜や果物の質が落ちてきている気がしたので、生鮮料品は以前のように近くのスーパーや近所の農家さんの販売所で調達するようになりました。 販売所では形や大きさが不ぞろいで出荷出来なかった野菜を売っているので、鮮度は抜群の割に家計に優しい値段のものばかりです。我が家のように見た目を気にしなければ、ここを利用しない手はありません。品定めが必要な物は、やはり直接

    梅酒作り - 和尚さんの水飴
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    tureture30 2022/06/20
    母と娘は深い絆で結ばれていますもんね。彼女のお母様にお会いした時も寂しそうでした。幸せにしないとですね。
  • 共同生活のルール作り - 和尚さんの水飴

    続く治療 闘病中のは、5月の連休以降血液検査の数値が良くないことから、約1か月半の間抗がん剤による治療を中断していましたが、今週から投与する薬を体への負担が少ない分子標的薬に変えて治療を再開することとなりました。 主治医の先生からは、今度使う薬は副作用がほとんど無いため、投与後の生活には支障が無いとの説明がありました。今後は血液検査の結果と相談しながら、元の抗がん剤に戻すかどうかの判断をするそうです。 抗がん剤の投与を中断していた間、は倦怠感や発熱などの副作用から解放された普通の生活を楽しむことが出来ました。頭髪も生え始め、肌のかさつきも改善されました。 の頭髪が元の長さに戻るにはまだまだ時間がかかりますが、ウィッグ無しでの外出が待ち遠しいとが呟いたのは、治療の先にある近い将来への期待の表われなのでしょう。 ががんの治療を開始したのは一昨年の夏のことです。途中、手術を挟んで2年近

    共同生活のルール作り - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/06/19
    過去があるから今がある。手をとり長年歩まれてきた絆を感じます。私はまだ第一歩すら踏み出していませんが、挙式や住まい、両家の顔合わせ等、既に億劫に感じています。共に生活するのは大変なことだと身に染みます
  • 会社の思惑 社員の思い - 和尚さんの水飴

    言うことを聞かない社員 私の勤め先では4月1日が大規模な人事異動のタイミングなのですが、年々人のやり繰りに苦慮する度合いが高まっているようです。 それは、単に人手不足だけでは無く、転勤や駐在、あるいは昇格を拒む社員が増えつつあることも理由のようです。 転勤拒否と聞くと、私くらいの年齢だと「業務命令違反」とか「懲戒処分」と言う言葉が頭に浮かびますが、今の時代、会社の命令にかつての権勢はありません。 労働組合からの申し入れや世の中の流れで、会社は従業員の個人的な事情や意向を考慮して、働き方の多様性を認めた上で異動を考えると社員に約束したので、自ら約束を反故にすることは出来ません。 その結果、候補の社員が異動に難色を示すと、直属の上司やそのまた上の上司が宥めすかして社員に翻意を促すことになるのですが、それでも埒が明かなければ“次を当たる”しか手は無くなります。異動を拒否した社員は懲戒処分とはなら

    会社の思惑 社員の思い - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/06/12
    音頭をとる人がいないのかなという印象です。無難にすごくことが評価される会社では、新しいことをやろうと思う人は少なくなりますよね。日本の会社は人事考課制度を抜本的に見直す必要があるのではないでしょうか
  • 気持ちを留め置く場所 - 和尚さんの水飴

    つながり続ける世界 今のご時世、携帯電話を持たない人を探すのは難しいと思います。私の母は、その“探すのが難しい”部類に属しています。 母は八十半ばで独り暮らしの身なので、何度か携帯電話を持つように促したのですが、「固定電話で十分」と言い、息子の言葉に聴く耳を持ちません。結局、月に数回私たち家族が様子伺いの電話を母にかけることになります。私との会話は5分足らず、その後、に代わって、最後は娘たち。女性同士の話は尽きることが無いのですが、今もって不思議でなりません。ともあれ、母にとっては、義理の娘や孫たちとの長話が少ない楽しみの一つなのでしょう。 他方、家族がそれぞれ持っている携帯電話ですが、電話来の使い方はほとんどしません。帰宅時間の知らせや買い物のお願いなどはすべてメッセンジャーアプリでのやりとりです。当に便利な世の中です。 以前、私が会社支給の携帯電話を持たされていた時は、文字通り携

    気持ちを留め置く場所 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/06/09
    会えるか会えないか不安で待ち合わせ場所に行く。私も中学の終わり頃からは携帯を持っている世代ですので、女性とそういう経験をしたことはありませんね。少し憧れもあります。
  • 危機意識と緊張感 - 和尚さんの水飴

    意識調査 社員の意識調査。私の勤め先では、たまに思い出したように意識調査を行ないますが、それが何にどのように活かされているのかは分かりません。 最近、意識調査を行なった主管部から各部に対して、回答結果をたたき台にしてディスカッションを行なうよう要請がありました。そんな調査に参加したことすら忘れてしまっていました。この手の意識調査がこれまで何回行なわれたか覚えていませんが、調査結果に基づいて部内で議論せよと言われたのは今回が初めてだと思います。 意識調査の設問は主として“危機意識”と“意識改革”についてでした。会社そのもの、そして会社を取り巻く事業環境についての危機意識、そのような事業環境の変化を踏まえた意識改革が出来ているか。各人から見て職場や経営陣が危機感を抱いているように見えるか、意識改革に取り組んでいるように見えるか。自分自身はどうか – そんな設問に対する回答結果が公表されました。

    危機意識と緊張感 - 和尚さんの水飴
    tureture30
    tureture30 2022/06/06
    自分が所属している間だけ逃げ切れれば良いと考えているのではないでしょうか。そういう役員は多いです。