大阪市教委は11日、指導の適格性に問題があるとして、市立中の女性教諭を分限免職処分にしたと発表した。市教委による分限免職処分は通算で6人目。 市教委によると、女性教諭は特別支援学校の教諭だった時、目が全く見えない生徒に「時計を見なさい」と発言したり、体調を崩していた生徒に適切な措置を取らなかったりするなど、不適切な指導を繰り返していたという。 市教委は昨年6月~今月、指導力不足として、この教諭に校外で研修を実施。しかし教諭は研修中にも「課題が改善されていないと言われる理由が理解できない」などと述べたため、改善が見込まれないと判断し、分限免職処分とした。【岡崎大輔】