12月9日、F5ネットワークスジャパンは、ファイルサーバー仮想化製品「ARXシリーズ」の拡張を行なった。ローカルのファイルサーバーだけではなく、クラウドストレージまで仮想化の対象とすることが可能になる。 ユーザーとリソースの間に「コントロールプレーン」を提供 ARXシリーズはファイルサーバーやNASを仮想化するゲートウェイ型のアプライアンス。複数のファイルサーバー、NASの共有フォルダを単一のマウントポイントにまとめることで、効率的なファイル管理が可能になる。 発表会の冒頭、F5ネットワークジャパン 代表取締役社長 長崎忠雄氏は、好調に推移した2010年の業績をアピールしつつ、同社が推進する「ストラテジックポイント・オブ・コントロール」という戦略を説明した。これはBIG-IPのようなADC、FirePassのようなSSL-VPNゲートウェイ、そしてARXのようなファイルサーバー仮想化製品を
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