「TOP500 Supercomputer Sites」は、通産36回目となるスーパーコンピュータ(スパコン)処理能力ランキング「TOP500」の最新版を公開した。 毎年6月と11月の年2回発表される同ランキングは、マンハイム大学のHans Meuer氏、米国エネルギー省国立エネルギー研究科学コンピューティング・センターのErich Strohmaier氏/Horst Simon氏、テネシー大学のJack Dongarra氏らが監修したもの。 今回のトップは、中国National Supercomputing Center in Tianjin(NSCC)のIntel Xeon X5670(2.93GHz)とNVIDIAのGPUを組み合わせた「Tianhe-1A」で、実行性能は2.566PFlop/s、理論ピーク性能も4.701PFlops/sとなり、実行性能がついに2PFlops/sの壁