EMCジャパンは2010年11月16日、仮想化環境の運用管理に関する事業戦略説明会を開催した。2011年を「クラウド環境の運用管理における問題が顕在化する1年」(糸賀誠テクニカル・コンサルティング本部 プロダクト・ソリューションズ統括部長)と位置付け、「VMwareとの製品統合」「パートナー販売の強化」「クラウド運用管理コンソーシアムの設立」の3施策を推進。11年末までに新規導入ユーザー30社の獲得を目指す。 同社の運用管理ソフト製品群「EMC Ionix」は、マルチベンダー環境におけるサービスから物理機器までの一元管理や可視化を特徴とする。50を超えるIonix製品のうち、アプリケーション管理とサービス管理の7製品の開発を、米EMC子会社の米ヴイエムウェアへ移管。VMware製品との親和性を重視した開発体制を確立する。VMware連携機能を強みに、VMware採用企業への販売増を狙う。
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