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南米に関するturu_craneのブックマーク (3)

  • 世界遺産:古代都市カホキアとは何か? その歴史と謎

    推定62万立方メートル分の土から作られた高さ約30メートルのモンクス・マウンド。米国のカホキア墳丘群州立史跡で最も高い建造物だ。(IRA BLOCK/NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 米国イリノイ州、ミシシッピ川の東に、先住民が築いた大都市の遺跡がある。カホキアだ。西暦1000年から1200年代の最盛期には、この都市は面積約16平方キロメートルに達し、住民たちは墳墓や公共建造物、さらには「ウッドヘンジ」と呼ばれる天文観測所を建設した。 なかでも大きな存在感を放っていたのは、メキシコ以北最大の土塁であるモンクス・マウンドだ。複数の段からなるこの墳丘は、約30メートルもの高さにそびえていた。 カホキアの墳丘群は、その昔、メキシコの砂漠と北極圏に挟まれた地域において最大規模をほこった「ミシシッピ文化」の核となる遺跡だ。農業文明であるミシシッピ文化は、西暦

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  • 南米屈指、秘境に残された驚異の「失われた都市」

    1976年、コロンビアの考古学者たちとガイドの一団が、過酷な任務に出発した。目的は、古代遺跡を盗掘者から守ること。コロンビア北部、カリブ海沿岸に近いシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタの深い森に覆われた丘陵地帯を、一行はなたを振るいながらじりじりと進んだ。 この地域にはかつて、タイロナという先コロンブス期の文明があり、16世紀にスペインに征服されるまで、数世紀にわたって栄えていた。探検チームが入ったのは、道路で結ばれた見事な集落が次第に発見され、発掘、記録、研究が行われつつあるころだった。歩き始めて数日たつと、いずれもコロンビア人類学研究所所属の考古学者たちは、疲労の色が濃くなってきた。密林の中を延々と歩く厳しさに加え、猛烈な暑さ、激しい雨、虫刺されで消耗していた。(参考記事:「南米の高地で世界を守る」) 任務は急を要していた。考古学的遺物を盗掘する「ワッケーロ」たちが大規模な史跡の存在を知

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  • マヤ文明の起源は200年古かった - 日本人研究者らが定説を覆す大きな発見

    米科学誌「Science」の成果発表記者会見として、4月22日に文部科学省・科学研究費補助金新学術領域研究「環太平洋の環境文明史」の領域代表である茨城大学の青山和夫教授(画像1)、同領域研究の計画研究A01「年縞環境史」の代表である鳴門教育大学の米延仁志准教授(画像2)による、「グアテマラ共和国セイバル遺跡の初期祭祀(さいし)建築群とマヤ低地におけるマヤ文明の起源」(発表論文のタイトルの邦訳)と題した発表が行われた。 今回の発掘調査により、紀元前800年頃とされていた従来のマヤ文明の起源が200年早まって紀元前1000年頃まで遡れること、さらに地域間ネットワークに参加して観念体系、美術・建築様式などを取捨選択しながら採り入れ、また重要な物資などを交易し、より周辺地域と相互に影響しつつ文明が築き上げられていったことがわかったとした。

    マヤ文明の起源は200年古かった - 日本人研究者らが定説を覆す大きな発見
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