テレビ朝日はことし1月に番組の収録中に女性アイドルグループのメンバーが、声の高さを変えるヘリウムガスを吸って意識を失い救急搬送された問題について、当時の番組プロデューサーを戒告とするなどの懲戒処分を決めていたことが分かりました。 これについてテレビ朝日は、重大な健康被害を起こした責任があるとして、先月26日付けで、総合ビジネス局デジタル事業センターデジタル開発部所属の当時の番組プロデューサーを戒告、その上司で、当時のデジタル開発部長をけん責とする懲戒処分を決めていたことが分かりました。また、総合ビジネス局を担当する常務ら2人が、報酬の5%を1か月間自主返上することも決めました。これらの処分について、テレビ朝日はこれまで公表していませんでした。