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ブックマーク / hallucinyan.hatenablog.com (4)

  • メンヘラと事件の話 - A Mental Hell’s Angel

    2014-03-08 メンヘラと事件の話 迷ったが少し例の件について書く。 憂で思考能力がめっきりと減退し、長らくやめていた煙草もまた自堕落に再開して、その気怠い煙を肺に流しこみながら、朦朧とした意識状態で唐突にブログを書いている。 一緒に文芸同人誌を作った女の子が八階からダイブしたり、その元カレが自殺教唆で逮捕され実名報道され、いま徹底して気分ががらんどうになっている(ニュースを見て、実名報道とインターネットの悪魔的なコンビネーションで社会的抹殺を被ることの恐ろしさを考えながら僕は動揺を隠せなかった)。 「はは、ここから飛び降りたら死ねるよね」と、以前彼女のマンションで、彼女が空疎に笑ったのを聞いたことがある。そのとき僕たちはオフ会の帰りで、オフの参加者とともに彼女の家に立ち寄ったのだった。メンヘラオフという不健全の塊のような会合。ブロンをキメてから来ましたという女もいた。そして立ち寄

  • カオスラとか上祐史浩について書いておきます - A Mental Hell’s Angel

    2012-12-24 カオスラとか上祐史浩について書いておきます とりあえず今度出す同人誌で上祐史浩との対談やカオスラウンジとの座談会が収録されることになった件について、Twitterでいくつも問い合わせがあったため答えさせていただく。 まず上祐史浩との対談の経緯はと言えば、九十年代にメディア露出が多くあり、「ああ言えば上祐」や「上祐ギャル」などのブームを起こした彼が、いま現在どのような活動をしているのかに興味があったためだ。宗教が学術的に言って極めて重要であることはデュルケームやウェーバーの宗教社会学を参照するまでもなく自明である。上祐氏のところには一度だけお伺いし、お話させていただいた。対談の内容は、いずれ誌をご確認いただければ解る通り、基的に宗教を通して見た現代社会論であり、彼の団体であり「ひかりの輪」に無批判に協力するつもりでは毛頭ない。実際的に言って、公安の監視下に置かれ、(

  • 宇野常寛と脱洗脳――小さな成熟へ向かって - A Mental Hell’s Angel

    宇野常寛は東浩紀ファンを非モテ理論武装系レイプファンタジー人間として批判した。最初からレイプしたいのにそれを倫理的に偽装しているという捻れの問題化である。東からその実在性を再批判されていたが、Twitter、ブログ、オフ会などの僕の観測範囲内では、実在すると言って良い。東クラスタは私見では非モテかメンヘラ女子ハンターが多いように思われる。ちなみにザ☆ルサンチマンハンター小野というWEB漫画があるのだが、これは宇野常寛とその周辺の言説空間への批評として優れている。http://rusahan.web.fc2.com/ 宇野常寛はルサンチマンに対して「小さな成熟」を推奨する。例えば卑近な例を挙げれば、もし当は三次元の女と付き合いたいのに自分に嘘をついてエロゲをやっているのだとすれば、「素直」にそれを口にし漸進的に努力すべきだということである。これは決断主義的トークラジオAliveにて何度も主

  • けいおん!の「内面」について - A Mental Hell’s Angel

    けいおん!の内面について、まず杉田悠の非常にクリティカルな指摘をご覧になってもらいたい。 http://m.theinterviews.jp/sugita_u/1231950  杉田悠の言っていることをより詳しく説明しよう。けいおん!の内面については柄谷行人『日近代文学の起源』、大塚英志『キャラクター小説の作り方』、伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』、東浩紀『ゲーム的リアリズ ムの 誕生』を読んでもらいたい。つまり自然主義文学は透明な言語(言文一致体)と透明な風景を備えている。それは近代国民国家(ネーション=ステート)という制度のもと成立した。 そして大塚英志的には自然主義的な近代文学のリアリズムに対し、手塚治虫以後の日漫画やアニメでは、「記号的な身体」に「死にゆく私」や「成熟しようとする私」という「内面」を宿らせた 「半透明性」が存在することとなる。それは手塚治虫から始まったというのが

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