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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (5)

  • 幕が上がる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    地方都市の県立富士ケ丘高等学校2年生の高橋さおり(百田夏菜子)は、部長を務める演劇部最後の1年を迎えようとしていた。それぞれに個性豊かな部員たちと共に年に1度の大会、地区大会突破を目標に稽古に励む中、元学生演劇の女王だという吉岡先生(黒木華)が赴任してくる。吉岡の指導の下、全国大会出場を目指し彼女たちの演劇に打ちこむ日々が始まる。 参考リンク:映画『幕が上がる』公式サイト 2015年6作目。 火曜日のレイトショーを観賞。 観客は僕も含めて6人、そのうち、女性はひとり(カップルの片割れ)。 この映画映画館で予告を観ていたときには「映画館では観ないであろう映画リスト」に入れていました。 ああ、「ももクロ」の映画を撮りたい人がいて、ちょうどいい具合に女の子5人くらいが主人公の高校演劇の小説があって、「ファン目当ての商売」として作ったんだろうな、と思っていたから。 でも、先日読んだ原作小説が面白

    幕が上がる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • おおかみこどもの雨と雪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    あらすじ: 19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこどもとしてこの世に生まれたのだが、そのことは誰にも知られてはならなかった。人目を忍びながらも家族四人で仲良く都会の一角で暮らしていたが、ある日、一家を不幸が襲い……。 (おそらく、ほとんどネタバレしていないと思います) 2012年20目の劇場鑑賞作品。 月曜日の20時からのレイトショーだったのですが、世間は夏休み突入直後ということもあり、平日の夜にもかかわらず、50人くらい入っていました。 この映画館としては、なかなかの盛況。 日テレビ系の「細田監督推し」も効いていそうです。 この映画、ひと言でまとめてしまうと、「お母さんってすごい!」。 閑散とした講義に出席し、きちんとノートをとっているような、真面目な国立大生・花が、学生じゃない

    おおかみこどもの雨と雪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 教養としてのゲーム史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    教養としてのゲーム史 (ちくま新書) 作者: 多根清史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/08/08メディア: 新書購入: 17人 クリック: 399回この商品を含むブログ (39件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「名作」「傑作」とされるゲームはいったいどこがスゴかったのか。新しいゲームジャンルはどのように誕生するのか。―それは、ゲーム歴史を「アイディアの進化史」としてとらえることで見えてくる。『インベーダー』『ゼビウス』『スーパーマリオ』『ドラクエ』『ときメモ』『ラブプラス』…数々の歴史的作品は、「創造性」「大衆性」「技術とアイディアの関係」などについて、大きなヒントを与えてくれる。ゲームを「学ぶ」時代の幕明けだ。 「テレビゲーム」はどこから来て、どこへ行くのか? この新書では、『ポン』から『ラブプラス』まで、さまざまなゲームを紹介しながら、「どのようにし

    教養としてのゲーム史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 僕の身近な「放射線」の話 - 琥珀色の戯言

    東京都の浄水場で乳児向けの暫定規制値を超えた放射性物質が検出されたため、首都圏ではペットボトルの水が軒並み売り切れ、「水の買い占め」が問題になっていた。 僕が住んでいる九州は、いまのところ、そんな問題には無縁だと思っていたら、夕方のニュースで「県内でも水を買い求める人が列をつくっていた」とのことで、昨日も「ドラッグストアで水が飛ぶように売れていき、『おひとりさまペットボトル2まで』という貼り紙があった」と言っていた。 僕はその話を聞いて、「さすがにこっちの水は大丈夫だろ、神経質になりすぎ」だと思ったのだけれども、夜のニュースでインタビューに答えていた人たちは「首都圏に住んでいる知り合いから、水を送ってほしいと頼まれた」と答えていたので、並んでいたすべての人が「地元の水も危険だと判断している」わけではないようなのだが。 あと、今日のお昼、同僚が「2人の患者さんにCT検査を勧めたのだが、『

    僕の身近な「放射線」の話 - 琥珀色の戯言
  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

    自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言
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