Kaspersky Labのセキュリティ研究者Costin Raiu氏は現地時間4月14日、「Mac OS X」を狙う新たなトロイの木馬を発見したことを明らかにした。このマルウェアは「Backdoor.OSX.SabPub」(SabPub)という名前で、Javaエクスプロイトを使って「Mac」に感染すると、外部のウェブサイトに接続し、スクリーンショットの撮影やコマンド実行などの指示を待つという。 Raiu氏はKaspersky Labの公式ブログSecurelistの中で、「このJavaエクスプロイトはごくありふれたもののようだが、高機能で柔軟性に優れたJavaオブファスケータ(難読化ツール)『ZelixKlassMaster』を利用して難読化されている。その目的がマルウェア対策製品に検出されないようにするためであること明らかだ」と述べている。 それでなくともMacユーザーは、世界中で60