【読売新聞】 地下水で水道を100%賄っている熊本市で、井戸水から発がん性の恐れが指摘される有機フッ素化合物が検出され、住民に不安が広がっている。相談や検査の申し込みは計242件に上り、市の対策チームが調査しているが、範囲や原因は分
よいと思った本だけを並べる書店主に表現者たちが信頼を寄せ、文芸誌が始まった。ここは熊本の内外の表現者がつながる地下水脈だ。 硝子の扉を押し開けると、いつものようにカウンターの内側から店主が振り向いた。「おかえり」と、その人、田尻久子さんがニコッと笑い、店を訪ねることのできなかった時間を思った。 熊本城のふもとに広がる城下町、電車通りから一歩路地に入った古いビルの2階。入り口の左手にはカウンター席。背後のゆったりとした喫茶席は一面の窓から陽の光が差し込む。扉の右手に4000冊ほどの本が並ぶ橙(だいだい)書店は、田尻さんが編集人を務める文芸誌「アルテリ」の編集室でもある。 さまざまな材質の木板を使って天井のかなり高いところまで書棚が組みあげられ、小説、エッセイ、詩集、写真集や画集などが静かに客を待っている。丸い木の椅子も小さな机も、空間にある家具はすべて時間を経ていて、質素だが美しい。 熊本に
熊本県八代市で、川の環境改善を目的に、県営のダムを撤去する工事が1日から本格的に始まりました。 既存のダムの撤去は全国で初めてです。 撤去されることになったのは、熊本県八代市の県営荒瀬ダムで、熊本県が水力発電用のダムとして昭和30年に球磨川に建設しました。 1日は、撤去工事の開始に伴い、ダムの周囲にバリケードを設置する作業が行われました。 荒瀬ダムの撤去は、球磨川の環境改善が目的で、熊本県では、これまで環境への影響が少ない工事の方法などについて検討を続けてきました。 その結果、アユが遡上する時期には工事を休むなどして、およそ88億円をかけて撤去工事を進めることになりました。 既存のダムの撤去は全国で初めてで、今後6年間で、撤去を完了させることにしています。 現場には、撤去を求めてきた周辺の住民なども訪れ、ダムの施設に焼酎をかけて別れを告げていました。 ダムの近くに住む下村勉さん(82)は「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く