一度文庫化⇒「 娘に語る祖国 (光文社文庫): つか こうへい: 本」 ⇒「 娘に語る祖国 (カッパ・ホームス): つか こうへい: 本」 みな子よ、きっと祖国とは、おまえの美しさのことです。 ママの二心ないやさしさのことです。 パパがママを愛しく思う、その熱さの中に国はあるのです。 二人がおまえをかけがなく思うまなざしの中に、祖国はあるのです。 おして、男と女がいとおおしく思い合う意志の強さがあれば、国は滅びるものではありません。 ⇒「 娘に語る祖国―『満州駅伝』‐従軍慰安婦編: つか こうへい: 本」 みな子よ、人には、どうしても取り返しのつかない時間、取り返しのつかない事実があります。誰もが後悔してもしきれないものを抱えて生きているのです。 しかし、どんな時でも、希望を失ってはいけないのです。 取り返しのつかなったことをただ諦めてはいけません。 人はその五分を埋め、幸せに満ちた時間を