実店舗とネット通販で茶葉で淹れるお茶(深蒸し煎茶)の布教活動中。零細ならではの自転車操業、綱渡りを得意種目とする、ゆるい日本茶インストラクターの日記 連日、静岡茶がお騒がせして、ご心配をおかけします。 さて、 「荒茶」とか「製茶」とか「飲用茶」って、どうゆうもの?というご質問がありましたので、いろいろとお騒がせしている用語を簡単に整理しておきたいと思います。 端的に申し上げますと、 畑で摘んだ「生葉」を蒸して乾燥させたのが「荒茶」で、これをさらに乾燥させて製品として仕上げたのが「製茶」です。 「飲用茶」は急須で淹れた湯茶のことで、検査では「製茶」または「荒茶」10gを90℃430mlの湯で60秒浸出させて測定します。 次に、順を追って(時系列的に)・・・ 暖かくなって、新芽が伸びてくると、それを農家(生産者)さんが摘み取ります。これが「生葉」です(規制値500Bq/kg)。 「生葉」のまま