1週間単位でビジネスホテルに短期滞在し、仕事をこなすことの多い筆者。準ノマドワークとでも呼ぶべきこの作業環境を構築するためのTipsを、何回かに分けて紹介する。今回は「紙の入出力編」。 今やすべての情報がデジタルに集約されつつある時代。とくにここ1年ほどは、iPadなどのタブレット端末の普及もあり、ビジネスの現場ではちょっとしたペーパーレス化がブームになりつつある。個人レベルでも、これまで気軽に印刷していた紙の資料を、すべてiPadで表示するようになったという人も少なくないだろう。 もっとも、紙への入出力が重要な役割を果たす場面はいまだ少なくない。資料の校正や推敲といった作業においては、やはりいったんプリントアウトしてからチェックしたほうが、目を変えて見られることもあって効率が良い。紙へのプリントというのは効率化の一種であり、完全になくすのは難しいというのが、筆者の現状での結論だ。もちろん