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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (969)

  • Xの「サービス利用規約」更新での主な変更点

    米Xは10月16日(現地時間)、「サービス利用規約」と「プライバシーポリシー」にいくつか更新を加えると発表した。それぞれの公式ページは既に、11月15日に発効する新規約に切り替わっている。 欧州連合(EU)圏内のユーザーには別の規約が適用されるが、ここでは日のユーザーに影響する主な変更について紹介する。 3.サービス上のコンテンツ まず、第3条「サービス上のコンテンツ」で、ユーザーによって「提供されたテキストやその他の情報」を「生成型か他のタイプかを問わず、当社の機械学習人工知能モデルへの使用やトレーニングなど」に使うことが明文化された。また、米xAIなどのサードパーティが利用することも明示された。 5.免責事項および責任の制限 第5条「免責事項および責任の制限」の「責任の制限」に、以下の段落が追加された。 規約に同意するか、サービスを利用することにより、適用法で認められる最大

    Xの「サービス利用規約」更新での主な変更点
    tweakk
    tweakk 2024/10/19
    ますますWild Westの世界だ
  • Amazon、初のカラーKindle 米国では280ドルで10月30日発売へ

    7インチのColorsoftディスプレイを搭載し、Amazonは「従来のKindleで好評な機能はそのままに、紙のような質感のカラー表示を実現した」としている。無線充電とUSB-C充電に対応し、バッテリー持続時間は「数週間」。防水機能もある(レベルは明示されていないが、お風呂や海辺に持ち運べるとある)。 Kindle Colorsoft Signature Editionのカラー表示は、酸化物バックプレーンとカスタム波形を採用することで、カラーと白黒の両方で高コントラストと高速なパフォーマンスを実現。また、窒化物LEDを使用した新しいライトガイドと、独自開発のアルゴリズムにより、細部を損なうことなく、色と明るさを向上させたとしている。さらに、ディスプレイの層間に施した特別配合のコーティングが色を鮮やかにし、マイクロデフレクター付きのライトガイドが迷光を最小限に抑えた。 Amazonは同日、

    Amazon、初のカラーKindle 米国では280ドルで10月30日発売へ
  • Xがブロック機能を改修へ ブロックした相手も“公開投稿を見られる”仕様に 時期は「間もなく」

    Xは10月17日から、ブロック機能の改修を予告しているようだ。Xの日ユーザーの一部に対して「まもなくブロックが変わります」と記載したバナーを表示。それによると、現在の「自分がブロックした相手は、自分の公開投稿を見られずリプライも不可能」という仕様から「自分がブロックした相手は、自分の公開投稿を確認可能になる(リプライやリポスト、いいねはできない)」に変わるという。 Xの公式アカウントである「Engineering」(@XEng)も同様の内容を17日(日時間)に投稿。改修の具体的な日時は明らかにせず「間もなく、ブロック機能に変更を加える」と予告している。 改修の目的については「現在ブロック機能は、ブロックした相手に関する有害な情報やプライベートな情報を共有したり、非表示にしたりするために利用できる。今回のアップデートにより、そのような行為が行われたかどうかを確認できるようになり、より透明

    Xがブロック機能を改修へ ブロックした相手も“公開投稿を見られる”仕様に 時期は「間もなく」
  • 新型「iPad mini」突如発表 A17 Proチップで、Apple Pencil Pro対応 7万8800円から

    iPad mini(A17 Pro) with Wi-Fi + Cellular/512GB 15万6800円 iPad mini(A17 Pro) with Wi-Fi + Cellular/256GB 12万800円 iPad mini(A17 Pro) with Wi-Fi + Cellular/128GB 10万4800円 iPad mini(A17 Pro) with Wi-Fi/512GB 13万800円 iPad mini(A17 Pro) with Wi-Fi/256GB 9万4800円 iPad mini(A17 Pro) with Wi-Fi/128GB 7万8800円 関連記事 「iPhone 16」4モデル先行レビュー “差が縮まった”無印とPro、どれを選ぶべきか実機でチェックする 2024年のiPhoneはどれを選ぶべきか? それとも買い替えは控えるべきか? i

    新型「iPad mini」突如発表 A17 Proチップで、Apple Pencil Pro対応 7万8800円から
  • 降りてきた巨大ロケットを発射場のアームでキャッチ 米SpaceXが「非常識な」試みに成功

    米SpaceXは10月12日(現地時間)、大型宇宙船「StarShip(スターシップ)」の5度目の無人飛行試験を行い、発射場に戻ってきたロケットブースターをタワーのアームで受け止めるという初の試みに成功した。ロケットブースターの再利用に向けて大きく前進した。 「Super Heavy」と名付けられたロケットブースターは、直径9m、高さ71m(StarShip除く)と20階建てのビルに相当する大きさ。重さは約250tもあるという。 スターシップの打ち上げから2分44秒後──高度81kmで切り離されたSuper Heavyは、地球へ落下。このときのスピードは、一時的に音速の半分程度になる。 上空で再度ロケットを噴射してスピードを落としたSuper Heavyは、発射場に用意されたタワーに向けてピンポイント降下。タワー直上で少し横にスライドするような動きも見せながら、2のアームの間に見事に収ま

    降りてきた巨大ロケットを発射場のアームでキャッチ 米SpaceXが「非常識な」試みに成功
  • 「Wayback Machine」のInternet Archiveから3100万人のユーザーデータ漏えい

    Webサイトのアーカイブ図書館を目指す米非営利団体Internet Archiveの「Wayback Machine」に10月10日前後に訪問したユーザーに、サイトがハッキングされたというポップアップメッセージが表示されていた。「Internet Archiveが不安定で、常に壊滅的なセキュリティ侵害を受けそうになっていると感じたことはないかな? それが今起こった。HIBPで3100万人の皆さんにお会いしよう!」とあった。 HIBPとは、アカウント情報の流出を確認できる無料サービス「Have I Been Pwned」のことだ。HIBPで確認したところ、稿筆者のメールアドレスも被害に遭っていた。 HIBPを運営するセキュリティ研究者のトロイ・ハント氏は米BleepingComputerに対し、攻撃者は9日前にInternet Archiveの認証データベース(6.4GのSQLファイル)を

    「Wayback Machine」のInternet Archiveから3100万人のユーザーデータ漏えい
  • “パスワード変更”をユーザーに定期的に要求はダメ 米国政府機関が発表 「大文字や数字を入れろ」の強制もNG

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 「組織はユーザーに定期的なパスワード変更を要求してはならない」──米国政府機関の米国立標準技術研究所(NIST)が、そんな内容を含めた新しいガイダンス「SP800-63B」を発表した。パスワードの内容は、セクション3.1.1に記されている。 多くの人々が新しいパスワードを考え出し、それを覚えることに苦労している。セキュリティ上の理由から、多くの組織がユーザーや従業員に定期的なパスワードの変更を要求し、もしくは義務付けている。しかし今、米国政府はソフトウェアやオンラインツールを作成・運用する組織にこの慣行をやめるよう呼びかけている。 これは、Webサイト

    “パスワード変更”をユーザーに定期的に要求はダメ 米国政府機関が発表 「大文字や数字を入れろ」の強制もNG
  • 団地の「若返り」に貢献 無印のリノベが、若年層にウケている納得の理由

    無印良品が、都市再生機構(UR都市機構)と共同で「MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト」を進めているのをご存じだろうか。住戸をリノベーションし、賃貸物件として供給する同プロジェクトは2012年に始まり、現在では1200戸以上を供給している。随所に無印らしさを表現するリノベーション物件は40代以下の若年層に人気だという。 果たしてどのような目的で、団地という一見「古臭い」テーマに取り組んだのか。無印良品住宅事業を担うMUJI HOUSE社(東京都文京区)に取材した。 団地の魅力に目を向けて、プロジェクトが進んだ MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクトは、UR都市機構と無印良品のMUJI HOUSEによる共同事業として2012年に始まった。UR都市機構が保有する団地の賃貸物件をリノベーションして貸し出すプロジェクトだが、物件の設計とPRはMUJI HOUSEが手掛ける。 関

    団地の「若返り」に貢献 無印のリノベが、若年層にウケている納得の理由
  • 東京都「リチウムイオン電池 捨てちゃダメ!」 じゃあどうすればいいの? 都に聞いてみた

    東京都の「リチウムイオン電池 捨てちゃダメ!」プロジェクトがXで物議を醸している。リチウムイオン電池を使用した製品を廃棄する場合の注意点を広報するプロジェクトで、第1弾としてプロジェクト名を標ぼうしたポスターを作成。これを受け、X上では「じゃあどうすればいいの?」など困惑の声が上がっている。ITmedia NEWSは、都に詳細を聞いた。 プロジェクトが発表されたのは8月。都によると、近年、モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使った製品を誤った方法で廃棄したことが原因となり、廃棄物処理施設などで火災事故が発生するケースが増加。こうした事態を受け、プロジェクトを始動したという。 10月に入り、あるXユーザーがこのプロジェクトを取り上げたところ、「捨てちゃダメって言われても困る」「なぜこんなネーミング?」など困惑や疑問の声が続出。プロジェクトのWebサイトにも、JBRC(Japan Por

    東京都「リチウムイオン電池 捨てちゃダメ!」 じゃあどうすればいいの? 都に聞いてみた
  • GoPro「凋落」の理由、華々しいスタートアップの紆余曲折を振り返る 大きな分岐点は8年前に

    GoPro「凋落」の理由、華々しいスタートアップの紆余曲折を振り返る 大きな分岐点は8年前に:小寺信良のIT大作戦(1/5 ページ) 例年9月ごろに新製品を発表するGoProだが、今年は9月11日に新モデル、「GoPro HERO 13 Black」と小型の「HERO」を発表した。HERO 13は即日販売開始となったが、HEROの方は予約販売となっている。 すでに多くのYouTuberがHERO 13を購入してレビューを公開しているが、あまり芳しい評価にはなっていないようだ。さらには経済紙を中心に、9月中旬から”GoPro凋落”といった趣旨の記事が展開されている。8月19日に、全社員の15%に相当する140人のリストラが発表されたことを受けて書かれたものだろう。 GoProは、1社でスポーツ撮影専用カメラというジャンルを築き、2010年代のスタートアップとして華々しい成果を上げてきた。確か

    GoPro「凋落」の理由、華々しいスタートアップの紆余曲折を振り返る 大きな分岐点は8年前に
  • 「そのスマートTV、こっそり“スクショ”されてます」──視聴しているものを追跡する技術、海外チームが検証

    この技術の実態を明らかにするため、研究者たちはSamsungとLGという2大スマートTVブランドを対象に、英国と米国の2カ国で詳細な実験を行った。 具体的には、6つの主要なシナリオを設定した。まず「アイドル」状態、つまりTVの電源は入っているがホーム画面のままの状態。次に「リニア」視聴、これは従来の地上波放送を見る状況。 「FAST」は、TVメーカーが提供する無料広告支援型ストリーミングサービスの視聴を指す。「OTT」は、NetflixやYouTubeなどの外部ストリーミングサービスの使用。「HDMI」は、ゲーム機やPCなどの外部機器をHDMI接続して使用する状況。そして「スクリーンキャスト」は、スマートフォンなどの画面をTVにミラーリングする使用法である。 さらに、各シナリオで4つの異なる設定を試した。ユーザーアカウントにログインしている状態とログアウトしている状態、そしてACRを含む広

    「そのスマートTV、こっそり“スクショ”されてます」──視聴しているものを追跡する技術、海外チームが検証
  • 「定期的に変更するな」 NISTがパスワードポリシーのガイドラインについて第2版公開草案を発表

    訂正のお知らせ 文中で、修正前は「パスワードポリシーに関するガイドライン『NIST Special Publication 800-63B』の改訂版」と記載していましたが、正しくは「『NIST Special Publication 800-63B-4』の第2版公開草案」の誤りでした。誤解を招く表現となっていたことをお詫び申し上げます。該当箇所を訂正しました(2024年9月30日15時20分更新)。 米国立標準技術研究所(NIST)は2024年8月21日(現地時間、以下同)、パスワードポリシーに関するガイドライン「NIST Special Publication 800-63B-4」について、第2版公開草案を発表した。 同草案では定期的なパスワードの変更や異なる文字タイプの混在(例えば数字、特殊文字、大文字小文字を組み合わせる)を義務付けるべきではないことが提案されている。 「パスワード

    「定期的に変更するな」 NISTがパスワードポリシーのガイドラインについて第2版公開草案を発表
  • 雑貨「3COINS」から男性向けブランド マウスやケーブル類、ビジネス小物など販売

    他のカテゴリーでは車内用のスマホホルダー(880円)、ネクタイ(880円)、合皮製のクッションカバー(770円)などを販売する。いずれも原宿店と、広島安芸郡の店舗で販売。一部は24日から10月7日にかけて、公式ECサイトでも順次販売するという。 3COINSはその名の通り、300円の商品を中心に扱う雑貨チェーン。若者や女性に人気で、2023年には全国の店舗数が300件を超えたという。 【訂正:2024年9月21日午前11時45分】画像のキャプションに誤りがあったため修正しました。 関連記事 「ひと家具いこうぜ!」 モンハン「ジンオウガ」「アイルー」のゲーミングチェア、ニトリが発売 カプコンは、ニトリとのコラボ商品として、「モンスターハンター」の「雷狼竜ジンオウガ」をあしらったゲーミングチェアやデスク、「アイルー」のチェアなどの予約受付を始めた。 ダイソン、オーディオに特化したヘッドフォン

    雑貨「3COINS」から男性向けブランド マウスやケーブル類、ビジネス小物など販売
  • 「iPhone 16」がiPhone新時代の幕を開く 試して分かった大きな違い

    毎年新しくなる「iPhone」――変化が小さい年もあれば、大きい年もあるが、今回発表された「iPhone 16」「16 Plus」「16 Pro」「16 Pro Max」の4モデルは、大きく飛躍した製品だ。 iPhoneは毎年、新モデル発表と同時に過去2年間の標準モデルが価格を下げて継続販売されるが、近々iPhoneの買い替え予定がある人は少し価格面で無理をしてでも、16番台以降の製品を買ってほしいと思う。記事の最後で触れるが、このモデルを境にiPhoneでできることが根から変わってしまうからだ。 2025年以降、15番台以前のモデルは急速にできないことが増えて陳腐化してしまう。これに対して16番台以降は高くてもその分、長く最新技術の恩恵を受けられるはずだ。 もっとも16番台のiPhoneは、そういった不確かな将来性だけでなく、新しい撮影スタイルを可能にする「カメラコントロール」の採用や

    「iPhone 16」がiPhone新時代の幕を開く 試して分かった大きな違い
  • Google検索でキャッシュ復活へ Internet Archiveとの提携で

    Googleは9月11日(現地時間)、今年初めに削除したGoogle検索のキャッシュ機能を、Webサイトのアーカイブ図書館を目指す米非営利団体Internet Archiveとの連携で復活させたと発表した。「この機能が完全に展開され、40カ国語で検索できるようになるまでには、1日ほどかかる」としている。 キャッシュ機能は、検索結果に表示されたWebページについて、直接アクセスしなくても、その内容を確認できるというもの。更新されたページの更新前の内容を確認する際などに便利だった。 Googleはこの機能を追加する理由を、「研究コミュニティの人々を含め、多くの人が、利用可能な場合はWebページの以前のバージョンを見ることを重視していることを知っている」ためと説明した。 この機能を使う方法は、検索結果の横にある3つのドットをクリックして表示されるウィンドウで、「このページの詳細」ボタンをクリッ

    Google検索でキャッシュ復活へ Internet Archiveとの提携で
    tweakk
    tweakk 2024/09/12
    “米Googleは9月11日、今年初めに削除したGoogle検索のキャッシュ機能を、Webサイトのアーカイブ図書館を目指す米非営利団体Internet Archiveとの連携で復活させたと発表”
  • 「この文章、勝手に図表にならないかな」 AIで実現? 資料作りを助けるツール「Napkin AI」、日本語対応で話題に

    「この文章、勝手に図表にならないかな」 AIで実現? 資料作りを助けるツール「Napkin AI」、日語対応で話題に 今書いた文章、そのまま図表になってくれないかな──資料作りに追われるビジネスパーソンなら一度は考える理想。いままでは夢物語だったが、その実現を助けてくれるAIツールが日語で使えるようになったとして、Xで話題になっている。 その名も「Napkin AI」。同名の米スタートアップ企業が提供するサービスで、文章や数値を入力するだけで、内容に基づいた図表を提案してくれる。出力した図表は商用利用が可能。テキストは、Napkin AIの機能で生成したものでも、それ以外のものでも、範囲を自由に決めて“ビジュアル化”できる。 出力したビジュアルの色やアイコン、フォントも編集可能。図表をPNG・PDFSVG形式でダウンロードすることもできる。9月4日(日時間)には、日語やタイ語など

    「この文章、勝手に図表にならないかな」 AIで実現? 資料作りを助けるツール「Napkin AI」、日本語対応で話題に
  • 便座の汚れを可視化するスプレー、シヤチハタが開発 インキ技術の応用で 「確かに掃除したという満足感」 

    便座にスプレーを吹きかけると、普段は見えにくい“尿ハネ汚れ”が青く浮かび上がる──そんな新しいトイレ用スプレー「ミエルモ」をシヤチハタが開発した。9月6日午前11時から「Makuake」でテスト販売を行っている。 ミエルモのボトルは、内部で2つのボトルを連結させた構造で、それぞれ「着色剤」と「消色剤」(次亜塩素酸ナトリウム)が入っている。トリガーを引くと2つの液体がジョイント部で混ざり、噴霧される。 汚れがない場所では、消色剤が着色剤に作用し、 着色剤の色が消えて透明になる。しかし汚れがある場所では消色剤が先に汚れに作用するため着色剤が残る。これが、汚れが青く浮かび上がる仕組みだ。

    便座の汚れを可視化するスプレー、シヤチハタが開発 インキ技術の応用で 「確かに掃除したという満足感」 
  • 「検閲されてないインターネット」を中国の学生1800人に1年半無料で与える実験 2019年に論文発表 その結果は?

    中国のインターネット検閲(グレートファイアウォール)が市民の情報取得や意識にどのような影響を与えているかを明らかにするため、北京の大学生約1800人を対象とした大規模なフィールド実験を行った。研究者らは、参加者の一部に検閲されていないインターネットへのアクセスを18カ月間提供し、その影響を追跡した。 実験の結果、単に検閲されていないインターネットへのアクセスを提供するだけでは、学生たちの政治的に機密性の高い情報の取得にほとんど影響を与えないことが明らかになった。アクセス権を持った学生の約半数はツールを全く使用せず、使用した学生もほとんどが外国のニュースサイトを閲覧しなかった。この結果は、中国の若者が政治的に機密性の高い情報に対して低い需要を持っていることを示唆している。 しかし、外国の特定のニュースサイトにいかないと正解が分からないクイズに金銭がもらえるインセンティブを与えると状況は大きく

    「検閲されてないインターネット」を中国の学生1800人に1年半無料で与える実験 2019年に論文発表 その結果は?
  • 「換気していない部屋では眠くなる」は科学的に正しかった――二酸化炭素と“日中の眠気”の因果関係、東北大が解明

    二酸化炭素が日中の眠気を引き起こす──東北大学は9月3日、そのような研究結果を発表した。換気の悪い屋内環境で起こる強い眠気と二酸化炭素の因果関係はこれまで不明だったが、研究チームは睡眠障害の検査手法を使って実験を実施。その結果、二酸化炭素が眠気を誘発する科学的な根拠を見つけたという。 これまで、二酸化炭素と日中の眠気の因果関係は明らかになっていなかった。その要因は眠気の測定方法にあり、従来の研究では眠気の評価方法が主観的だったという。また、客観的な指標と考えられていた「脳波の変化を調べる手法」も、眠気に関係なく二酸化炭素の影響を受けていた可能性があったとしている。 そこで今回の研究では、睡眠障害の検査に使う眠気の測定方法を採用。被験者11人には、検査1週間前から7時間以上の睡眠を取ってもらうなど準備を徹底した。さらに二酸化炭素濃度を厳密に制御できる環境を用意するなど、客観的に二酸化炭素と眠

    「換気していない部屋では眠くなる」は科学的に正しかった――二酸化炭素と“日中の眠気”の因果関係、東北大が解明
  • 「脂質ゼロの油」「糖類ゼロのクリーム」を作る研究、明治大が発表 “食感”制御で味を再現

    明治大学の宮下芳明研究室は9月2日、「脂質ゼロの油」や「糖類ゼロのクリーム」を作る研究を発表した。同研究室が開発した1那由他(10の60乗、1兆を5回かけた大きさ)通りの味の組み合わせが出力できる調味装置「TTTV3」を発展させ、新たな装置を開発。感の制御機能を追加することで、油やクリームを再現できるようにしたという。 TTTV3は、甘味や酸味、塩味など複数の味がする液体を混ぜ合わせることで、特定の味を再現する装置。液体を入れる容器は20個あり、それぞれ1000段階の制御ができる。これにより、ワインやカカオ、梅干しなど産地や品種の違いまで再現可能という。 今回開発した脂質ゼロの油を作る装置「Virtual Oil Generator」は、TTTV3に感の制御機能を追加したもの。これにより、イヌリン(水溶性物繊維)や低強度寒天の溶液などを注入できるようになり、口に残る感や粘性、脂質感

    「脂質ゼロの油」「糖類ゼロのクリーム」を作る研究、明治大が発表 “食感”制御で味を再現