CHAPTER6:トラップ・ビート Vol.2 みなさんこんにちは、松尾啓史です。今回は、前回に引き続き、トラップ・ビートの分類について踏み込んでいきたいと思います。それぞれのリズム・パターンの特性とルールのようなものを感覚的に掴むことができれば、実際の演奏時にも楽曲に合わせた適切なスタイルをチョイスし、リズム・パターンに統一感を持たせることができるようになります。ぜひ覚えておくと良いでしょう! “トラップ・ビート”はどんなジャンルの音楽で使う? トラップ・ビートはさまざまな音楽シーンで使用されており、トラップ・ミュージックという限られた音楽ジャンルに限定されるものではなく、EDMなど近しいジャンルの音楽にも積極的に用いられています。世界の大ヒット・ソングにトラップ・ビートを組み込んだ楽曲も多く、プリミティヴなHIP-HOPトラップの概念から徐々に形を変え、我々の馴染みのある音楽ジャンルへ