東京を中心に感染が拡大する中、大学生の生活にもさらに影響が広がっています。都内では先週から今週にかけて、青山学院大学や中央大学、立教大学など少なくとも10以上の大学が、秋からの後期の授業も原則、オンラインで行う方針を決めたことをホームページなどで公表しています。 このうち、およそ1万9000人の学生がいる青山学院大学は、今月9日に実験など一部の科目を除き、原則、オンラインでの授業を前期に続いて継続することを決めました。 年間を通じてキャンパスに来る機会が失われることになりますが、都内で1日の感染者が100人を超えるなどした状況を踏まえ、学生や教職員の安全を確保するために決めたということです。 青山学院大学の稲積宏誠副学長は「対面の授業については感染リスクを指摘する声が、オンライン授業については、対面授業のよさを強調する声がそれぞれ寄せられている。どちらに軸足を置くか、非常に難しい判断が求め